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「溶けた金属のよう...」 ヨセミテ国立公園で「激レア」自然現象の「火の滝」が目撃される

Yosemite Visitor Captures Rare ‘Firefall’ Phenomenon at Top of El Capitan

2026年3月7日(土)20時00分
スー・キム
ヨセミテ国立公園で目撃されたファイヤー・フォール(火の滝)

写真はイメージです Aniket Deole/Unsplash

<米ヨセミテ国立公園のホーステール滝でごくまれに見ることができる自然現象が、「ファイヤー・フォール(火の滝)」と呼ばれる背景には歴史的な経緯があった>

米カリフォルニア州にあるヨセミテ国立公園で撮影された、珍しい自然現象を捉えた動画がSNSで拡散されて話題になっている。この魔法のような光景は、2月22日にTikTokユーザーの@michellemaradiaga8が投稿したもの。動画には「ヨセミテを訪れ、珍しい『ファイヤー・フォール(火の滝)』現象を目撃」というテキストが書かれている。

■【動画】ヨセミテ国立公園で、「火の滝」の撮影に成功...2月にだけ「出現」する珍しい自然現象

映像は、車内のシーンから始まり、雪に覆われた森の中を走る場面へと続く。やがて遠くに、炎のようなオレンジ色の光を放つ滝が映し出される。これはヨセミテ渓谷にある岩山「エル・キャピタン」の東側を流れ落ちる「ホーステール滝」で起きる現象だ。

現地の観光局によると、ホーステール滝では毎年2月中旬から下旬にかけてだけ、この珍しい「ファイヤー・フォール」現象が起きるという。ホーステール滝は通常、冬の間だけ水が流れる滝で、「2月中旬から下旬、条件によってまれに夕日に照らされてオレンジ色に輝くことがある」と説明されている。

米国立公園局によれば、「この独特な光の効果は、滝に水が流れており、かつ空が澄んでいる夕方にのみ起こる。わずかな霞や薄い雲があるだけでも、効果は大きく弱まったり消えたりする」という。またこれは「完全に自然現象ではあるが、かつてグレイシャー・ポイントで行われていた、人為的な『ファイヤー・フォール』を思わせる現象でもある」と指摘する。

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