最新記事
スウェーデン

トランプ政権が制裁を科したスウェーデンの犯罪組織とは?背後に「あの国」の影?

What Is The Foxtrot Network? Swedish Gang Sanctioned By Trump Administration

2025年3月14日(金)19時00分
ゲイブ・ウィズナント、ソナム・シェス

フォックストロット・ネットワークはただの犯罪組織ではないようだ。実際、イランが同組織を利用し、ヨーロッパ各地でイスラエルおよびユダヤ系住民への攻撃を画策しているとの報道もある。


2024年1月31日、ストックホルムのイスラエル大使館を狙ったテロ未遂事件が発生。この事件はスウェーデン当局が未然に防いだが、その際、イスラエル大使館の敷地外では手榴弾が発見されたという。イスラエルの情報機関モサドとスウェーデン安全保障局の調査により、このテロ未遂がイランの指示の下、フォックストロット・ネットワークによって実行されたことが明らかになった。

アメリカはフォックストロット・ネットワークの裏で糸を引くイランも非難している。ルビオは、「米国務省は米財務省と協力し、イラン政権の悪質な活動を白日の下に晒し、その代償を払わせる。これはトランプ政権が再開した(イランに対する)『最大限の圧力』の一環である」とした上で、「米国および同盟国の安全を脅かす、イランと連携した個人や組織を厳しく追及していく我々の姿勢を示すものだ」と制裁の意義を強調した。

スコット・ベッセント米財務長官も3月12日、「イランが国際犯罪組織や麻薬密売人を公然と利用している。これは、イランが目的達成のために手段を選ばず、ヨーロッパの地域社会に多大な損害を与えていることを示している」とイランを非難、「米財務省は米政府およびパートナー国とともに、暴力的で不安定化をもたらす政策を推進するイランの責任を追及し続ける」と対決姿勢を鮮明にしている。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

BofA、26年のブレント原油見通し77.5ドルに

ビジネス

豪中銀、政策金利を4.10%に引き上げ 僅差で決定

ワールド

FRB議長の召喚状差し止め判断、政権が見直し求め申

ワールド

トランプ氏「イラン報復予想外」、情報当局は事前に警
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:イラン革命防衛隊
特集:イラン革命防衛隊
2026年3月24日号(3/17発売)

イスラム神権国家を裏からコントロールする謎の軍隊の歴史と知られざる実力

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    住宅建設予定地に眠っていた「大量の埋蔵金」...現在の価値でどれくらい? 誰が何のために埋めた?
  • 3
    「ネタニヤフの指が6本」はなぜ死亡説につながったのか?
  • 4
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
  • 5
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」…
  • 6
    「筋肉はモッツァレラと同じ」...なぜウォーミングア…
  • 7
    「映画賞の世界は、はっきり言って地獄だ」――ショー…
  • 8
    幼い子供たちの「おぞましい変化」を克明に記録...「…
  • 9
    ズボンを穿き忘れてる! 米セレブ、下を穿かず「目の…
  • 10
    世界の視線は中東から日本へ...企業主導で築くインド…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 3
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」と言われる外国特派員の私が思うこと
  • 4
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
  • 5
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...…
  • 6
    「このままよりはマシだ」――なぜイランで米軍の攻撃…
  • 7
    職業別の収入に大変動......タクシー運転手・自動車…
  • 8
    キャサリン皇太子妃、英連邦デー式典に出席...公開さ…
  • 9
    ズボンを穿き忘れてる! 米セレブ、下を穿かず「目の…
  • 10
    世界の視線は中東から日本へ...企業主導で築くインド…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 3
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 4
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 5
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 6
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 7
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 8
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
  • 9
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く…
  • 10
    「水道水」が筋トレの成果を左右する...私たちの体に…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中