最新記事
米大統領選

トランプ前大統領、選挙演説での「異様な容貌」に支持者の怒りが殺到...「メイク担当者をクビにしろ!」

Donald Trump urged to "fire" makeup artist

2024年2月10日(土)11時42分
シャノン・パワー
大統領選中のドナルド・トランプ前大統領

Joseph Sohm/Shutterstock

<大統領選に向けて共和党の候補者レースを独走するトランプ前大統領だが、不自然すぎるメイクは支持者にも大不評>

ドナルド・トランプ前大統領の「外見」が再び大きな注目を集めている。ソーシャルメディア上では、トランプが施しているメイクの「失敗」を指摘し、メイク担当者を「解雇せよ!」と訴える声が上がっている。投稿された動画に映るトランプの顔を見ると、髪の生え際や耳の色とは完全に違う、明らかに不自然に黒ずんだ色をしているのが分かる。

■【動画】「なんだこの顔」「メイク担当者はクビ!」...トランプの「異様な容貌」に、支持者に困惑と怒り広がる

X(旧ツイッター)上には複数の写真が投稿されており、トランプのメイクの質を疑問視する声がある。色選びがおかしい、ぼかしが不十分、ハイライトを使いすぎなどの指摘だ。

ユーザーの中には、2024年の米大統領選に向けて共和党の候補者指名を獲得するために各地で遊説を行っているトランプが雇ったのは、メイクアップアーティストではなく(エンバーミングをする)「葬儀屋」に違いないとまで断言する者もいた。

ある人物は、1月23日に実施されたニューハンプシャー州予備選での勝利を受けて演説するトランプの動画の下に「トランプのことは大好きだけど、これはひどい!彼はメイク担当者をクビにすべきだ」と書き込んだ。

別の人物は、「トランプは彼のメイクを担当している葬儀屋を解雇すべきだ。そもそもどうして葬儀屋が彼のメイクをしているんだ?」と投稿。また別の人物は、さらにこうつけ加えた。「トランプのメイクはひどい!ハイライトが多すぎる!メイク担当者をクビにすべきだ!メイクなしの彼が見たい」

「あの髪型」と全然ちがうトランプの写真

ポッドキャストの番組を持っているビル・ミッチェルは、「誰かがトランプのメイク担当者をクビにすべきなのは間違いない」と投稿。トランプの写真の頭部に矢印を描き、生え際とメイクの間の隙間(塗り忘れ)を指摘した。

トランプについては長年、その外見が議論の的になってきた。最近では、トレードマークであるはずの「作り込まれた髪型」とはまったく違う、薄くなった頭皮が露わな写真も投稿されて話題となった。

さらに、2023年には「匂い」までもが話題になった。トランプを声高に批判している共和党のアダム・キンジンガー下院議員が12月、トランプの匂いは「本当に強烈」だとXに投稿したのだ。

がん検診
がんの早期発見を阻む「金額の壁」を取り払う──相互扶助の仕組みで「医療格差の是正」へ
あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

トランプ氏、12日に中東に出発 人質解放に先立ちエ

ワールド

中国からの輸入、通商関係改善なければ「大部分」停止

ワールド

インド首相、米との貿易交渉の進展確認 トランプ氏と

ワールド

トランプ氏にノーベル平和賞を、ウ停戦実現なら=ゼレ
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:中国EVと未来戦争
特集:中国EVと未来戦争
2025年10月14日号(10/ 7発売)

バッテリーやセンサーなど電気自動車の技術で今や世界をリードする中国が、戦争でもアメリカに勝つ日

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    かばんの中身を見れば一発でわかる!「認知症になりやすい人」が持ち歩く5つのアイテム
  • 2
    【クイズ】日本人が唯一「受賞していない」ノーベル賞の部門はどれ?
  • 3
    悲しみで8年間「羽をむしり続けた」オウム...新たな飼い主との「イケイケなダンス」姿に涙と感動の声
  • 4
    50代女性の睡眠時間を奪うのは高校生の子どもの弁当…
  • 5
    ウクライナの英雄、ロシアの難敵──アゾフ旅団はなぜ…
  • 6
    あなたは何型に当てはまる?「5つの睡眠タイプ」で記…
  • 7
    史上最大級の航空ミステリー、太平洋上で消息を絶っ…
  • 8
    米、ガザ戦争などの財政負担が300億ドルを突破──突出…
  • 9
    底知れぬエジプトの「可能性」を日本が引き出す理由─…
  • 10
    【クイズ】イタリアではない?...世界で最も「ニンニ…
  • 1
    増加する「子どもを外注」する親たち...ネオ・ネグレクトとは何か? 多い地域はどこか?
  • 2
    かばんの中身を見れば一発でわかる!「認知症になりやすい人」が持ち歩く5つのアイテム
  • 3
    バフェット指数が異常値──アメリカ株に「数世代で最悪」の下落リスク
  • 4
    「大谷翔平の唯一の欠点は...」ドジャース・ロバーツ…
  • 5
    赤ちゃんの「耳」に不思議な特徴...写真をSNS投稿す…
  • 6
    iPhone 17は「すぐ傷つく」...世界中で相次ぐ苦情、A…
  • 7
    祖母の遺産は「2000体のアレ」だった...強迫的なコレ…
  • 8
    ロシア「影の船団」が動く──拿捕されたタンカーが示…
  • 9
    【クイズ】日本人が唯一「受賞していない」ノーベル…
  • 10
    更年期を快適に──筋トレで得られる心と体の4大効果
  • 1
    「最悪」「悪夢だ」 飛行機内で眠っていた女性が撮影...目覚めた時の「信じがたい光景」に驚きの声
  • 2
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?
  • 3
    「中野サンプラザ再開発」の計画断念、「考えてみれば当然」の理由...再開発ブーム終焉で起きること
  • 4
    「大谷翔平の唯一の欠点は...」ドジャース・ロバーツ…
  • 5
    カミラ王妃のキャサリン妃への「いら立ち」が話題に.…
  • 6
    【クイズ】次のうち、飲むと「蚊に刺されやすくなる…
  • 7
    「我々は嘘をつかれている...」UFOらしき物体にミサ…
  • 8
    科学が解き明かす「長寿の謎」...100歳まで生きる人…
  • 9
    増加する「子どもを外注」する親たち...ネオ・ネグレ…
  • 10
    「二度見した」「小石のよう...」マッチョ俳優ドウェ…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中