最新記事

ファッション

パリコレで58歳大御所モデル転倒の瞬間...ヒール捨て裸足で会場を圧倒

2023年1月30日(月)17時15分
佐川恵里子

Instagram/kristen_mcmenamy

<緊張が走った数秒間......モデルのクリステン・マクメナミーが下したのは、パンプスを脱ぎ捨てるという判断だった>

2023年春夏パリ・ファッションウィークのショー中にモデルが転倒するハプニングが起きた。1月25日(現地時間)に開催された「ヴァレンティノ(Valentino)」のショーに登場したモデルのクリステン・マクメナミーはスティレットヒールで闊歩していたが途中でバランスを崩し、立て直せずそのまま崩れるように腰をついてしまった。ニューヨーク・ポストなど複数メディアが報じている。

クリステン・マクメナミーは80年代から活躍するスーパーモデルで現在58歳。アメリカ出身で、時にはブロンドのロングヘア、時には黒髪という個性的なルックスでスーパーモデル全盛期を彩り、ケイト・モスとともにグランジブームを牽引した。デザイナーのカール・ラガーフェルドに寵愛され、業界のベテランとして知られる存在だ。

>>■■【動画】ショーの最中にモデルが転倒し、パンプスを脱ぎ捨てる瞬間

そんなベテランを苦戦させたスティレットヒールは相当の高さだ。映像からは、クリステンがよろけてから最終的に膝を着くまでの間に、何度もバランスを取ろうと試みる様子が分かる。観衆から、不安げな声が上がり手を差し伸べようとする人もいた。

緊張が走る数秒間、クリステンが下したのは、パンプスを脱ぎ捨てるという判断だった。ヒールを自ら脱ぎ、一足ずつ手にし持ち上げた顔にもう動揺はない。完全に切り替わっていた。そして両手のヒールを放り捨てて、裸足でランウェイを終えた。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

米労働統計局、インフレ指標発表へ一時帰休職員が復帰

ワールド

イリノイ州への州兵派遣一時差し止め、シカゴ裁判所が

ワールド

訂正-米ニューヨーク州司法長官を起訴、金融詐欺の疑

ワールド

イスラエルとハマス、第1段階合意文書に署名 停戦・
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:中国EVと未来戦争
特集:中国EVと未来戦争
2025年10月14日号(10/ 7発売)

バッテリーやセンサーなど電気自動車の技術で今や世界をリードする中国が、戦争でもアメリカに勝つ日

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    かばんの中身を見れば一発でわかる!「認知症になりやすい人」が持ち歩く5つのアイテム
  • 2
    【クイズ】日本人が唯一「受賞していない」ノーベル賞の部門はどれ?
  • 3
    悲しみで8年間「羽をむしり続けた」オウム...新たな飼い主との「イケイケなダンス」姿に涙と感動の声
  • 4
    50代女性の睡眠時間を奪うのは高校生の子どもの弁当…
  • 5
    あなたは何型に当てはまる?「5つの睡眠タイプ」で記…
  • 6
    ウクライナの英雄、ロシアの難敵──アゾフ旅団はなぜ…
  • 7
    史上最大級の航空ミステリー、太平洋上で消息を絶っ…
  • 8
    米、ガザ戦争などの財政負担が300億ドルを突破──突出…
  • 9
    底知れぬエジプトの「可能性」を日本が引き出す理由─…
  • 10
    いよいよ現実のものになった、AIが人間の雇用を奪う…
  • 1
    増加する「子どもを外注」する親たち...ネオ・ネグレクトとは何か? 多い地域はどこか?
  • 2
    かばんの中身を見れば一発でわかる!「認知症になりやすい人」が持ち歩く5つのアイテム
  • 3
    バフェット指数が異常値──アメリカ株に「数世代で最悪」の下落リスク
  • 4
    「大谷翔平の唯一の欠点は...」ドジャース・ロバーツ…
  • 5
    赤ちゃんの「耳」に不思議な特徴...写真をSNS投稿す…
  • 6
    iPhone 17は「すぐ傷つく」...世界中で相次ぐ苦情、A…
  • 7
    祖母の遺産は「2000体のアレ」だった...強迫的なコレ…
  • 8
    【クイズ】日本人が唯一「受賞していない」ノーベル…
  • 9
    ロシア「影の船団」が動く──拿捕されたタンカーが示…
  • 10
    更年期を快適に──筋トレで得られる心と体の4大効果
  • 1
    「最悪」「悪夢だ」 飛行機内で眠っていた女性が撮影...目覚めた時の「信じがたい光景」に驚きの声
  • 2
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?
  • 3
    「中野サンプラザ再開発」の計画断念、「考えてみれば当然」の理由...再開発ブーム終焉で起きること
  • 4
    「大谷翔平の唯一の欠点は...」ドジャース・ロバーツ…
  • 5
    カミラ王妃のキャサリン妃への「いら立ち」が話題に.…
  • 6
    【クイズ】次のうち、飲むと「蚊に刺されやすくなる…
  • 7
    「我々は嘘をつかれている...」UFOらしき物体にミサ…
  • 8
    科学が解き明かす「長寿の謎」...100歳まで生きる人…
  • 9
    増加する「子どもを外注」する親たち...ネオ・ネグレ…
  • 10
    かばんの中身を見れば一発でわかる!「認知症になり…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中