最新記事

原発

原子力緊急事態への対応力を向上

美浜原子力緊急事態支援センターが本格運用を開始

PR

2017年3月21日(火)10時00分

遠隔操作で無人の重機を操作

原子力事業者(電力9社、電源開発、日本原燃、日本原子力発電)は、福島第一原子力発電所の事故を踏まえ、自主的に実施してきた事故後の緊急安全対策などに加え、新たな規制基準に対応するため、様々な追加対策を行っている。

さらに、万一、原子力施設で重大事故が発生した場合に備える新たな拠点として、「美浜原子力緊急事態支援センター」を福井県美浜町に開設した。

◇ ◇ ◇

無線で遠隔操作できる重機がガレキを破砕・撤去していく。重機には作業用カメラが設置されており、移動可能な操作室から、モニターを使って現場作業を行うこともできる。

ここ、美浜原子力緊急事態支援センターの約2.6万㎡の敷地内には、こうした重機のほか、屋内外の情報収集や障害物の除去などが可能なロボット(小型6台、中型2台)、高所からの放射線量の測定を含めた情報収集を行う無線ヘリコプターなどが配備されている。いずれも、放射線量が高い現場でも、遠隔操作で作業を行うことが可能だ。

365日24時間の連絡体制や緊急出動態勢で、全国の原子力発電所で重大事故が発生した際に、資機材とともにセンター職員が出動し、発災事業者とともに復旧にあたる。平時には、センターの職員が講師となり、原子力事業者の防災担当者を対象に訓練を実施、操作者の育成を進めている。

fepcTU_0321_2.jpg

カメラや放射線測定器を搭載し、現場の状況を把握する無線ヘリコプター

fepcTU_0321_3.jpg

100kgの障害物をつり上げて除去する中型ロボット

fepcTU_0321_4.jpg

階段を昇り降りする小型ロボット

●美浜原子力緊急事態支援センター  http://www.japc.co.jp/emergency-support/

●電気事業連合会 http://www.fepc.or.jp/

ニュース速報

ビジネス

アングル:「働き方改革」が株買いに、海外勢はサービ

ワールド

欧州の「取り込み」狙う中国、トランプ政権の保護主義

ビジネス

英独取引所の合併計画を正式却下=欧州委

ワールド

英国のEU離脱、貿易阻害しない協定結べる=ハモンド

MAGAZINE

特集:フランス大統領選 ルペンの危険度

2017-4・ 4号(3/28発売)

4月末のフランス大統領選で大躍進が見込まれる極右・国民戦線の女性党首ルペンが支持を広げる理由

グローバル人材を目指す

人気ランキング

  • 1

    肺にまさかの「造血」機能、米研究者が発見

  • 2

    東芝は悪くない

  • 3

    韓国の次期「左派大統領」が進む道

  • 4

    トランプは張り子の虎、オバマケア廃止撤回までの最…

  • 5

    レギンスパンツで搭乗は不適切? ユナイテッド航空…

  • 6

    困窮エジプトの無謀な宇宙開発

  • 7

    「日本の汚染食品」告発は誤報、中国官制メディアは…

  • 8

    トランプの娘婿でイバンカの夫、クシュナーの素性

  • 9

    米株急落、トランプ手腕を疑問視し始めたウォール街

  • 10

    アップルがいまiPhone「レッド」を出す3つの理由

  • 1

    韓国セウォル号、沈没から1073日目で海上へ 引き揚げは最終段階

  • 2

    韓国人が「嫌いな国」、中国が日本を抜いて第2位に浮上

  • 3

    金正男殺害の容疑者は北朝鮮の秘密警察に逮捕されていた

  • 4

    サウジ国王が訪問を中止したモルディブが今注目され…

  • 5

    北朝鮮、ミサイル発射するも失敗 打ち上げ直後に空…

  • 6

    肺にまさかの「造血」機能、米研究者が発見

  • 7

    トランプは張り子の虎、オバマケア廃止撤回までの最…

  • 8

    亡命ロシア下院議員ボロネンコフ、ウクライナで射殺

  • 9

    米ビール業界を襲うマリファナ「快進撃」

  • 10

    ロンドン襲撃テロ事件で死者4人・負傷40人 英首相「…

  • 1

    ウーバーはなぜシリコンバレー最悪の倒産になりかねないか

  • 2

    買い物を「わり算」で考えると貧乏になります

  • 3

    英女王「死去」の符牒は「ロンドン橋が落ちた」

  • 4

    韓国セウォル号、沈没から1073日目で海上へ 引き揚…

  • 5

    金正男の長男ハンソル名乗る動画 身柄保全にオラン…

  • 6

    ISISが中国にテロ予告

  • 7

    韓国人が「嫌いな国」、中国が日本を抜いて第2位に浮上

  • 8

    北朝鮮の女子大生が拷問に耐えきれず選んだ道とは...

  • 9

    ウィリアム王子が公務をさぼって美女と大はしゃぎ、…

  • 10

    スカーレット・ヨハンソンが明かしたイバンカ・トラ…

Hondaアコードの魅力

PICTURE POWER

レンズがとらえた地球のひと・すがた・みらい

原子力緊急事態への対応力を向上
日本再発見 「外国人から見たニッポンの不思議」
定期購読
期間限定、アップルNewsstandで30日間の無料トライアル実施中!
メールマガジン登録
売り切れのないDigital版はこちら

MOOK

ニューズウィーク日本版 別冊

0歳からの教育 知育諞

絶賛発売中!

STORIES ARCHIVE

  • 2017年3月
  • 2017年2月
  • 2017年1月
  • 2016年12月
  • 2016年11月
  • 2016年10月