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あなたの隣に「軍事用ヒト型ロボット」が来る日

ULTIMATE WARRIOR?

2026年2月10日(火)17時46分
ジョシュア・レット・ミラー (本誌米国版調査報道担当)
ファウンデーションのヒト型ロボット「ファントムMK1」

WINNIE AU

<「戦場で役に立つ」ことは、技術の免罪符になりやすい。軍が注目し、企業が走り、社会は追いつかない──その「温度差」がリスクになる>

身長175センチ、体重80キロ。歩く速さは時速6キロ。ヒト型(ヒューマノイド)ロボットの「ファントムMK1」は、戦場の在り方を変え、月と火星の世界を様変わりさせることを目的に設計された。

【動画】ニューズウィーク本社に現れた「ファントムMK1」──どこまで動く?

それだけでなく、もしかすると、このロボットは既にあなたの身近な場所で人間の雇用を奪い始めているかもしれない。


サンフランシスコのスタートアップ企業、ファウンデーションは壮大な野心を持ってこのヒト型ロボットを開発した。

例えば、ロボットに戦場で兵士の役割を補完させたり、危険な任務を代わりに実行させたりする可能性について米戦争省(国防総省)とも話し合いを続けていると、同社の関係者は本誌に語った。

ファウンデーションは先頃、ニューヨークで本誌向けにこのロボットのデモンストレーションを行った。

「ひとことで言えば、人間ができることは何でもできるようにしたい。これが最初の一歩になる」と、ファウンデーションのCEO兼共同創業者であるサンカエト・パタクは言う。

「究極の目標は、ロボットを月や火星に送り込んで、現地でインフラを建設させ、そのインフラを防御し、メンテナンスさせること。人間が行けない場所で、そうしたことをさせたい」

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