幻の古代都市「7つの峡谷の町」...草原の遺跡から見つかった、定説を覆しかねない大発見とは?
Archaeologists Reveal 3,500-Year-Old ‘City of Seven Ravines’
遊牧民が計画都市を建設?
セミヤルカの面積は、およそ140ヘクタール(サッカー場200面分)に及ぶ。
「セミヤルカの規模と構造は、ステップ地帯でこれまで見たどの遺跡とも異なっている」と、英ダラム大学の考古学者、ダン・ローレンス教授は指摘する。
セミヤルカの遺構では、90センチの高さに及ぶ長方形の土塁が二列に並んでいる。研究者たちによると、これらは囲いのある複数の部屋を持つ住居の基礎であったと考えられている。
これらの列の中央より西側には、他の住居の2倍の大きさを持つ構造物の痕跡も確認されている。
この建造物の用途は明らかではないが、研究チームは、有力な家族の住居、共同スペース、あるいは儀式用の場所だったと推測している。
ローレンスによると、家屋の列とこの建築物の存在は、「この地の青銅器時代のコミュニティが、古代世界のより『都市的』な地域の同時代人たちに匹敵するような、洗練された計画的定住地を発展させていた証だ」という。





