「株主至上主義」を問い直す 企業を測る新基準「Bコープ」が日本でも広がる理由
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グリーンウォッシュを排除
日本のBラボ公式パートナーであるBマーケット・ビルダー・ジャパン(BMBJ)共同代表の溝渕由樹は、日本企業の強みが再評価されるきっかけになると語る。
「日本には100年以上の歴史を持つ企業が多い。長年実践してきた持続可能なその経営が、Bコープの取得を通じて国際的に発見されるという効果も生まれている」
26年、Bコープの審査基準が約20年ぶりに刷新された。実態を伴わないグリーンウォッシュの排除を明確に掲げ、サプライチェーン全体での改善目標の設定や国際基準との互換性が強化される方向だ。
アメリカではサステナビリティや多様性推進への逆風が強まっているが、BMBJ共同代表の鳥居希はこう述べる。
「私も危惧していたが、米2000社の認証企業は影響されていないどころか、むしろ強いメッセージを発信し続けている。また、サステナビリティの牽引が欧州やアジアにも広がり、国境を超えたコミュニティーが力を持ち始めている。日本でもまずは基準を知ることから始めてほしい」
Bコープの審査基準は、アカウントを作れば誰でも閲覧できる。そこに並ぶ数百の設問が、あなたの会社の在り方を見つめ直す、よいきっかけになるだろう。





