学校で広がる「SDGsラジオ」の波...教員たちの「何を・どう教えたら?」の声に応える
SOUND WAVES OF SUSTAINABILITY
「とにかく気軽さを重視した。学校の昼休みや朝礼などで音源を流し、それが子供たちの耳に残って少しでもSDGsを自分ごと化してもらえたら、というのが当初のイメージ。それが、先生たちと対話するなかで『あれもできる、これもできる』と提案をもらい、企画が膨らんでいった」と岡本は振り返る。
今では、ワークシートやクイズなどラジオと組み合わせて使う教材も提供し、活用シーンは授業やクラブ活動にも広がっている。
社会とのつながりを育む
音声を担当するのは、視覚障害のあるナレーターたちだ。ケシオンは、「その人ならではの能力を生かせる機会を提供したい」との思いから業務提携を結んでいる。
SDGsラジオは現在、企業の協賛で運営されており、学校側は無料で利用できるため、導入しやすい。子供たちからは「将来の仕事を考える機会になる」といった反響もあり、開始から約2年で導入校は急拡大。ケシオンは、各地の教育委員会経由で学校にアプローチしており、導入校の約9割が公立校だ。
また、同社社員がラジオの活用方法を伝える出張授業も、これまでに約180校で500回以上開催されている。





