キーラ・ナイトレイが直面した「お触り禁止」ルールとは?...Netflix『第10客室の女』は「緊迫感のある映画」に
I Loved Being the Hero
──実物の豪華な大型クルーザーでの撮影で苦労は?
高価な船だったから、壁を触ることもカーペットを踏むことも家具に寄りかかることもご法度だった。みんな肩を寄せ合うようにして、周りの物に触れないよう必死だった。「カット」の声がかかると即、船のクルーがやって来て、(座っていた椅子から)どいてくださいって言われるし。
──サスペンスのどういったところに魅力を感じるのか。
大好きなのは1970年代のサスペンスもの。男性の主人公がいて、謎解きがあって、映像も美しくて。『パララックス・ビュー(The Parallax View)』のウォーレン・ベイティみたいになりたいの。
監督も「ベイティになったつもりで演じてくれ」みたいに言っていて、「この手の主役を演じるのは初めてだけれど、これ、すごく楽しい」って思った。
──10代の頃に出演した『ラブ・アクチュアリー(Love Actually)』は、今もクリスマス映画として多くの人々に親しまれている。
18歳の時の試写会以来、一度も見ていないけれど、作品が今も色あせず、人々にとって意味を持ち続けているのは素晴らしいことだと思う。





