最新記事
映画

「吐き気がする...」ニコラス・ケイジ主演、キリストが題材のホラー映画に「冒涜的」との声「衝撃の予告編」にSNS大炎上

Nicolas Cage Jesus Horror Film Sparks Fury: ‘Blasphemy’

2025年10月3日(金)17時13分
マルニ・ローズ・マクフォール

Googleレビューに投稿されたデヴィッド・バディンというユーザーのコメントには、こう記されている。「キリスト教信仰を貶め、嘲笑う下劣な試みだ。聖書で最も多く使われる言葉は『恐れるな』なのに、この偽りで歪んだホラー映画は冒涜そのもので、極めて邪悪な意図がある」

別のユーザーもこう書いている。「これは冒涜だ。最初に予告編を見たときは普通のキリスト教映画かと思ったが、見返してみて、吐き気がするような内容だと気づいた」

「嫌悪感しかない。冒涜的でサタニックなイエスの描き方だ。イエスは悪魔ではないし、悪でもない。人々を傷つけることなど決してしない。彼がこんなことをするはずがない。今年初めのロサンゼルスの山火事を経てもハリウッドが何も学ばなかったという事実が、彼らの邪悪さを示している。自分たちが天国に行けないとわかっているから、他人も道連れにしようとしているのだ」と書き込むユーザーもいた。

もっとも、すべてが否定的な反応というわけではない。Xでは、「ちょっと気になるね」と興味を示す投稿や、「あまりにも突飛なアイデア、逆に傑作になるかもしれない」といった肯定的な声も上がっている。

「『大工の息子』が叩かれてるけど、『パッション』なんて完全にゴア系ホラー映画だったじゃん」
「ハリウッドって本当に聖書をホラーにねじ曲げずにはいられないんだな」
「この映画は信仰を深めるのか、芸術がどこまで境界を越えていいのかという議論に油を注ぐだけなのか?」

映画は11月14日の公開が予定されている。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

和平計画、ウクライナと欧州が関与すべきとEU外相

ビジネス

ECB利下げ、大幅な見通しの変化必要=アイルランド

ワールド

台湾輸出受注、10カ月連続増 年間で7000億ドル

ワールド

中国、日本が「間違った」道を進み続けるなら必要な措
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:世界も「老害」戦争
特集:世界も「老害」戦争
2025年11月25日号(11/18発売)

アメリカもヨーロッパも高齢化が進み、未来を担う若者が「犠牲」に

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    高速で回転しながら「地上に落下」...トルコの軍用輸送機「C-130」謎の墜落を捉えた「衝撃映像」が拡散
  • 2
    「髪形がおかしい...」実写版『モアナ』予告編に批判殺到、そもそも「実写化が早すぎる」との声も
  • 3
    「999段の階段」を落下...中国・自動車メーカーがPR動画撮影で「大失態」、遺跡を破壊する「衝撃映像」にSNS震撼
  • 4
    ロシアはすでに戦争準備段階――ポーランド軍トップが…
  • 5
    「まじかよ...」母親にヘアカットを頼んだ25歳女性、…
  • 6
    【銘柄】イオンの株価が2倍に。かつての優待株はなぜ…
  • 7
    アメリカの雇用低迷と景気の関係が変化した可能性
  • 8
    東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」…
  • 9
    【クイズ】中国からの融資を「最も多く」受けている…
  • 10
    「これは侮辱だ」ディズニー、生成AI使用の「衝撃宣…
  • 1
    東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」に...日本からは、もう1都市圏がトップ10入り
  • 2
    一瞬にして「巨大な橋が消えた」...中国・「完成直後」の橋が崩落する瞬間を捉えた「衝撃映像」に広がる疑念
  • 3
    高速で回転しながら「地上に落下」...トルコの軍用輸送機「C-130」謎の墜落を捉えた「衝撃映像」が拡散
  • 4
    「999段の階段」を落下...中国・自動車メーカーがPR…
  • 5
    まるで老人...ロシア初の「AIヒト型ロボット」がお披…
  • 6
    「髪形がおかしい...」実写版『モアナ』予告編に批判…
  • 7
    「死ぬかと思った...」寿司を喉につまらせた女性を前…
  • 8
    【銘柄】ソニーグループとソニーFG...分離上場で生ま…
  • 9
    【写真・動画】「全身が脳」の生物の神経系とその生態
  • 10
    筋肉の正体は「ホルモン」だった...テストステロン濃…
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」に...日本からは、もう1都市圏がトップ10入り
  • 3
    英国で「パブ離れ」が深刻化、閉店ペースが加速...苦肉の策は「日本では当たり前」の方式だった
  • 4
    一瞬にして「巨大な橋が消えた」...中国・「完成直後…
  • 5
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」は…
  • 6
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 7
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 8
    高速で回転しながら「地上に落下」...トルコの軍用輸…
  • 9
    【クイズ】クマ被害が相次ぐが...「熊害」の正しい読…
  • 10
    「999段の階段」を落下...中国・自動車メーカーがPR…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中