最新記事

K-POP

BTS「V」熱愛報道は後輩グループの「醜聞隠し」のため? 写真は合成? 事務所に批判

Blackpink’s Jennie, BTS’ V Rumored To Be Dating; Fans Slam HYBE On Twitter

2022年5月25日(水)18時27分
ジェニファー・マノンド
Vとジェニー

@thv/Instagram, @jennierubyjane/Instagram

<BLACKPINKジェニーとの超人気アイドル同士の熱愛報道には不可解な部分もあり、ファンたちの批判は所属事務所HYBEに向かっている>

韓国の女性アイドルグループ「BLACKPINK」のジェニー(ジェニー・キム)と、人気ボーイズグループ「BTS(防弾少年団)」のV(キム・テヒョン)が「ドライブデートをしているところ」を捉えたとされる写真がネット上に投稿され、2人の熱愛説が浮上した。世界的な人気を誇る超大物アイドル同士の熱愛とあって大きな注目を集めている。

問題の写真は、Vとジェニーらしき2人が車内にいる様子を捉えたものだ。隠し撮りとみられるこの写真が複数回にわたってリツイートされ、韓国のオンラインコミュニティー上に出回っている。

ただ2人の熱心なファンたちからは、お祝いの声よりも怒りの声が聞こえてくる。Vの所属事務所であるHYBEが、新たに売り出したガールズグループに持ち上がったスキャンダルから世間の「目をそらす」ために、熱愛説を広めたのではないかというのだ。

HYBEからデビューしたばかりのガールズグループ「LE SSERAFIM(ル・セラフィム)」には現在、メンバーによる過去の「いじめ疑惑」が持ち上がっている。メンバーのキム・ガラムが、中学時代にクラスメートをいじめていたという疑惑だ。これを受けて5月20日にHYBEは、キム・ガラムの活動休止を発表していた。

あるファンは、ツイッターに次のように投稿した。「韓国でも海外でも有名な2人のアーティストを隠れ蓑に利用すれば、『ガラムのいじめ』から大衆の注意を逸らすことができると考えたのだろう。でもHYBE、あなた方は墓穴を掘った。もうテヒョンとジェニーのことは放っておいてあげて」

ツーショット写真は「合成」と主張

別のファンは、「これは合成写真だ! テヒョンとジェニーに構わないで」と書き込み、また別の人物は、2つの人気アイドルグループのファンが初めて「共闘」したことを称えて、次のように投稿した。「ARMY(BTSのファン)とBLINK(BLACKPINKのファン)が初めて味方同士になっている。2人を放っておいて! テヒョンのことも、ジェニーのことも放っておいて。テヒョン、ジェニー、私たちはあなたを愛している」

韓国の芸能メディア「ディスパッチ」は以前に、ジェニーが2020年から「BIGBANG」のメンバーであるG-DRAGONと交際していると報じていた。だがオンラインコミュニティーへの5月23日の投稿によれば、2人は既に破局しているようだ。

そんな中で、まるでタイミングを見計らったかのように、ジェニーとVの熱愛説が浮上した。また別のファンは、今回のツーショットと同じような構図の写真を投稿して、写真は合成されたものだと主張している。このファンが投稿した写真では、Vが車を運転し、助手席にはジェニーではなく(BTSのメンバーである)J-HOPEが乗っている。

「私はこんな合成には騙されない。車に乗っていたのはVとJ-HOPEだ」とこの人物は書き込んだ。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

仏ダノン、第3四半期売上高が予想上回る 中国が好調

ビジネス

中国BYDが日本向け軽EV、本格攻勢に政府・業界は

ビジネス

野村HD、7―9月期純利益921億円 株式関連が過

ワールド

航空自衛隊のF35戦闘機用ミサイル第1弾を今週納入
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:高市早苗研究
特集:高市早苗研究
2025年11月 4日/2025年11月11日号(10/28発売)

課題だらけの日本の政治・経済・外交を初の女性首相はこう変える

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    英国で「パブ離れ」が深刻化、閉店ペースが加速...苦肉の策は「日本では当たり前」の方式だった
  • 2
    庭掃除の直後の「信じられない光景」に、家主は大ショック...ネットでは「ラッキーでは?」の声
  • 3
    「平均47秒」ヒトの集中力は過去20年で半減以下になっていた...「脳が壊れた」説に専門家の見解は?
  • 4
    熊本、東京、千葉...で相次ぐ懸念 「土地の買収=水…
  • 5
    楽器演奏が「脳の健康」を保つ...高齢期の記憶力維持…
  • 6
    「信じられない...」レストランで泣いている女性の元…
  • 7
    「死んだゴキブリの上に...」新居に引っ越してきた住…
  • 8
    中国のレアアース輸出規制の発動控え、大慌てになっ…
  • 9
    「宇宙人の乗り物」が太陽系内に...? Xデーは10月2…
  • 10
    シンガポール、南シナ海の防衛強化へ自国建造の多任…
  • 1
    英国で「パブ離れ」が深刻化、閉店ペースが加速...苦肉の策は「日本では当たり前」の方式だった
  • 2
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」はどこ?
  • 3
    今年、記録的な数の「中国の飲食店」が進出した国
  • 4
    中国レアアース輸出規制強化...代替調達先に浮上した…
  • 5
    超大物俳優、地下鉄移動も「完璧な溶け込み具合」...…
  • 6
    【クイズ】1位は「蚊」...世界で「2番目に」人間を殺…
  • 7
    熊本、東京、千葉...で相次ぐ懸念 「土地の買収=水…
  • 8
    報じられなかった中国人の「美談」
  • 9
    【2025年最新版】世界航空戦力TOP3...アメリカ・ロシ…
  • 10
    シンガポール、南シナ海の防衛強化へ自国建造の多任…
  • 1
    英国で「パブ離れ」が深刻化、閉店ペースが加速...苦肉の策は「日本では当たり前」の方式だった
  • 2
    かばんの中身を見れば一発でわかる!「認知症になりやすい人」が持ち歩く5つのアイテム
  • 3
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」はどこ?
  • 4
    「大谷翔平の唯一の欠点は...」ドジャース・ロバーツ…
  • 5
    1000人以上の女性と関係...英アンドルー王子、「称号…
  • 6
    増加する「子どもを外注」する親たち...ネオ・ネグレ…
  • 7
    悲しみで8年間「羽をむしり続けた」オウム...新たな…
  • 8
    バフェット指数が異常値──アメリカ株に「数世代で最…
  • 9
    「日本の高齢化率は世界2位」→ダントツの1位は超意外…
  • 10
    お腹の脂肪を減らす「8つのヒント」とは?...食事以…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中