攻撃開始日も知っていた?──イラン戦争を巡る巨額取引、インサイダー疑惑が市場に波紋
Iran War Bets Fuel Insider Trading Fears
イラン戦争が始まって以降、ポリマーケットのユーザーは、イランの政情変化から米国の地上部隊投入、さらには核攻撃に至るまで、さまざまな事象に賭けることができた。核関連の取引は激しい批判を受け、3月初旬に削除された。
米国とイスラエルによる対イラン攻撃のタイミングに関連するポリマーケットの取引には、5億ドル以上の資金が投じられた。ブロックチェーン監視企業の仏バブルマップスが「インサイダー取引の疑い」を指摘した6つの口座は、2月28日に攻撃が行われることを的中させ、120万ドルを稼いだ。
米国の軍事行動は可能性として認識されていたものの、大規模な爆撃作戦が事前に示唆されることはめったになかった。それにもかかわらず、「異常な取引量、直前の資金投入、正確な予測」で、しかも過去に取引実績を持たない口座が多かった点は「説得力のある」疑念材料になったと、バブルマップスのニコラ・バイマンCEOは言う。
戦争が1カ月に近づく中、同様の賭けはさらに増え、インサイダー取引への疑念が強まっている。CNNは24日、ポリマーケットのあるトレーダーが過去2年間にイラン関連の賭けで約93%の的中率を記録し、約100万ドルを稼いだと報じた。その多くは米国やイスラエルの軍事行動の可能性やタイミングに関するものだった。





