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テクノロジーが招く「超・副業」時代

2015年2月4日(水)15時29分
ケビン・メイニー

 こうしたプラットフォームを職業に応用したのが、リクルーティファイなどのサービスだ。

 ゼネラル・エレクトリック(GE)が一部出資しているクワーキーは新興の発明会社だ。登録者のコミュニティーで採用されたアイデアを製品化し、発明者にはロイヤルティーを払う。

 こうした仕事のクラウドソーシング化は一層進んでいる。GEは13年、飛行機にエンジンを固定する部品のデザインを世界で公募した。約700の案から選ばれたインドネシアの技術者には7000ドルが贈られ、GEはこの部品を84%軽量化できた。

 仕事の在り方は今後大きく変わるだろう。フルタイムの仕事とは別に副業で人材を紹介したりアプリを開発したりしながら、空き部屋で稼ぐこともできる。

 ただし社会はこうした働き方にまだ慣れていない。主に平日の日中に働く従来の勤務形態は、多角的なキャリアに合わない。新たな働き方が定着するまで労働市場には、農業に代わって第3次産業が台頭したときと同じくらいの激震が走りそうだ。

 経済学者のエリク・ブリンヨルフソンらは、テクノロジーが人間から仕事を奪うと予言する。一方で新しいプラットフォームは、無数の小さな雇用をつくり出している。市場で取り引きできる「資産」のすべてが、「仕事」になりつつあるのだ。

 ビールに関するオタクな知識も、副収入になるかもしれない。

[2015年2月 3日号掲載]

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