ロシア・ウクライナ復活祭停戦、発効数時間で双方が違反を非難
キーウの聖ミカエル大聖堂。REUTERS/Alina Smutko
[モスクワ/キーウ 11日 ロイター] - ロシアとウクライナは11日、東方正教会の復活祭に合わせて実施された停戦を巡り、発効から数時間後に停戦違反を互いに非難した。
ロシア国境のクルスク、ベルゴロド両州の知事は、ウクライナの無人機(ドローン)攻撃により、合わせて5人が負傷したと報告した。
一方、ウクライナ軍参謀本部は、ロシア軍が32時間の停戦に469回違反したとし、地上攻撃や砲撃、ドローン攻撃があったと指摘した。
停戦はロシアのプーチン大統領が9日に発表し、ウクライナのゼレンスキー大統領もこれを順守すると表明していた。モスクワ時間11日午後4時(日本時間午後10時)に発効した。
ロシアの通信社によると、プーチン氏は深夜過ぎにモスクワの救世主ハリストス大聖堂での礼拝に出席し、ロシア正教会トップのキリル総主教に対し、ウクライナでの戦闘参加者への支援に謝意を示した。
ゼレンスキー氏は夜の動画演説で、停戦違反疑惑には触れなかった。ウクライナは停戦を守ると改めて表明し、「停戦はこれ以降も継続されるべきだ」と述べた。
「われわれはこの提案をロシアに示した。ロシアが再び平和ではなく戦争を選ぶなら、世界、特に米国に対し、誰が本当に何を望んでいるのかを示すことになる」と語った。





