ニュース速報
ワールド

ウクライナ高官、ロシアと和平合意に進展と表明 ブルームバーグ報道

2026年04月10日(金)21時50分

ブダノフ氏、2026年1月2日の提供写真 Ukrainian Presidential Press Service/Handout via REUTERS/File Photo

[キー‌ウ 10日 ロイター] - ウクライナの‌ブダノフ大統領府長官は、​ロシアとの戦争終結合意に向け両国は進展してい⁠るとの見解を示し​た。ブルームバーグが10日、報じた。

ゼレンスキー大統領が1月に長官に任命したブダノフ氏は4日のインタビューで、合意に向けた進展が見ら⁠れると述べたが、主要な障害となっている領土問題に関する妥協案につ⁠いて​は言及を避けた。

報道によると、「まだ最終決定は下されていない。しかし原則として、受け入れ可能な限界について誰もが明確に理解している。これは大きな進展だ」と指摘。「皆が戦⁠争終結の必要性を理解して‌いる。だからこそ交渉している。そう長くは⁠かか⁠らないと思う」と述べた。

米国が仲介するロシアとの協議でブダノフ氏は主要担当者となっている。今年行われた数回の協議で得られた唯一の‌具体的な成果は、捕虜の交換だ​った。3月に行わ‌れた最新の交⁠換では500人を交換​した。

ウクライナ当局者によると、今週末の正教会復活祭(イースター)を前に、さらなる捕虜交換が行われる可能性があるという。ロシアは正教会復活祭‌に合わせて2日間にわたる停戦を発表し、ウクライナもこれに応じた。

ブダ​ノフ氏は、これまでの⁠協議で両国は「強硬な」立場を維持してきたが、妥協点を見出すことに近づくと見込んで​いると指摘した。

ロシアは、ウクライナが依然統治しているドンバス地域の一部からの撤退を要求、ウクライナはこれを拒否している。

ロイター
Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

ホルムズ再開なら利下げ余地、原油安で物価下押し=米

ビジネス

FRB政策「良い位置」、原油高でインフレ抑制に懸念

ワールド

バンス米副大統領、イラン交渉に向け出発 「甘く見る

ビジネス

米3月CPI前年比3.3%上昇、原油高でインフレ加
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:トランプの大誤算
特集:トランプの大誤算
2026年4月14日号(4/ 7発売)

国民向け演説は「フェイク」の繰り返し。泥沼化するイラン攻撃の出口は見えない

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    古代のパピルスから新たに見つかった「2500年前の文章」...歴史を塗り替えかねない、その内容とは?
  • 2
    バリ島沖の要衝で「中国製水中ドローン」が回収される...潜水艦の重要ルートで一体何をしていた?
  • 3
    撃墜された米国機から財布やID回収か、イラン側が拡散──深まる謎
  • 4
    ポケモンで遊ぶと脳に「専用の領域」ができる? ポ…
  • 5
    停戦合意後もレバノン猛攻を続けるイスラエル、「国…
  • 6
    韓国、生理用品無償支給を7月から開始 靴の中敷きで…
  • 7
    目のやり場に困る...元アイスホッケー女性選手の「密…
  • 8
    戸建てシフトで激変する住宅市場
  • 9
    高学力の男女で見ても、日本の男女の年収格差は世界…
  • 10
    「仕事ができる人」になる、ただ1つの条件...「頑張…
  • 1
    米特殊部隊、米空軍兵士救出「大成功」に残る多くの疑問
  • 2
    古代のパピルスから新たに見つかった「2500年前の文章」...歴史を塗り替えかねない、その内容とは?
  • 3
    バリ島沖の要衝で「中国製水中ドローン」が回収される...潜水艦の重要ルートで一体何をしていた?
  • 4
    韓国、生理用品無償支給を7月から開始 靴の中敷きで…
  • 5
    イラン戦争の現実...アメリカとイスラエル、見え始め…
  • 6
    「南東部と東部の前線で480平方キロ奪還」とウクライ…
  • 7
    「考えの浅い親」が子どもに言ってしまっている口ぐ…
  • 8
    「地獄を見る」のは米国か──イラン地上侵攻なら革命…
  • 9
    撃墜された米国機から財布やID回収か、イラン側が拡…
  • 10
    ポケモンで遊ぶと脳に「専用の領域」ができる? ポ…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    米特殊部隊、米空軍兵士救出「大成功」に残る多くの疑問
  • 3
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅」企業が救う、ウクライナの未来
  • 4
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期ス…
  • 5
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え…
  • 6
    古代のパピルスから新たに見つかった「2500年前の文…
  • 7
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が…
  • 8
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 9
    バリ島沖の要衝で「中国製水中ドローン」が回収され…
  • 10
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中