ニュース速報
ワールド

ウクライナ、武器輸出開始へ 戦時技術を資金源に

2026年02月10日(火)07時42分

写真は2025年1月、スターマー英首相とウクライナ軍のドローンのプレゼンテーションを見るウクライナのゼレンスキー大統領。REUTERS/Oleksandr Ratushniak/File Phot

Max ‍Hunder

[キーウ 9日 ロ‌イター] - ウクライナのゼレンスキー大統領は、国内生産兵器‌の輸出を開始​すると発表した。ロシアとの戦争に伴い獲得した技術を活用し、深刻な資金不足を解消する手段とする。

4‌年に及ぶ戦争は防衛産業の急成長を促し、業界団体によるとウクライナには1000社以上の武器・軍事装備メーカーが存在。その大半は2022年のロシアによる侵攻後に設立された小規模な民間企業だ。戦場での実戦​配備実績を積み重ねてき⁠たこうしたメーカーは、欧州の防衛‍支出拡大に期待を寄せている。

一方、ウクライナの同盟国は、数十年にわたる防衛費削減で弱体化した自国軍を強化‍するため、ウクライナの戦時‍経験‌と技術革新から学ぶこと‍に強い関心を示している。

ゼレンスキー氏は8日夜、今年中に欧州全域にウクライナ兵器の「輸出センター」10か所を開設⁠すると表明。無人航空機(UAV)としても知られる戦闘ドロ⁠ーンも輸出品に含‍まれるという。

「今日の欧州の安全保障は技術とドローンに支えられている​」とし「これら全ては主にウクライナの技術とウクライナの専門家によって支えられるだろう」と語った。

ロイター
Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

イスラエル軍、ガザで武装勢力4人殺害 農民も射殺

ワールド

エア・カナダがキューバ便運休、ジェット燃料の入手難

ビジネス

武田薬品、米AI企業と17億ドルで提携 医薬品開発

ビジネス

日経平均は続伸で寄り付く、ハイテク株や主力株高い
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:習近平独裁の未来
特集:習近平独裁の未来
2026年2月17日号(2/10発売)

軍ナンバー2の粛清は強権体制の揺らぎか、「スマート独裁」の強化の始まりか

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 2
    ビジネスクラスの乗客が「あり得ないマナー違反」...周囲を気にしない「迷惑行為」が撮影される
  • 3
    米戦闘機、空母エイブラハム・リンカーンに接近したイラン製ドローンを撃墜
  • 4
    【銘柄】「ソニーグループ」の株価が上がらない...業…
  • 5
    台湾発言、総選挙...高市首相は「イキリ」の連続で日…
  • 6
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 7
    「二度と見せるな」と大炎上...女性の「密着レギンス…
  • 8
    変わる「JBIC」...2つの「欧州ファンド」で、日本の…
  • 9
    韓国映画『しあわせな選択』 ニューズウィーク日本…
  • 10
    【銘柄】なぜ?「サイゼリヤ」の株価が上場来高値...…
  • 1
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 2
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた実験室」に...抗生物質の「不都合」な真実とは
  • 3
    がんの約4割は、日々の取り組みで「予防可能」...予防のために、絶対にしてはいけないこととは?
  • 4
    致死率は最大75%のニパウイルスが、世界規模で感染…
  • 5
    米戦闘機、空母エイブラハム・リンカーンに接近した…
  • 6
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 7
    グラフが示す「米国人のトランプ離れ」の実態...最新…
  • 8
    台湾発言、総選挙...高市首相は「イキリ」の連続で日…
  • 9
    ビジネスクラスの乗客が「あり得ないマナー違反」...…
  • 10
    エヌビディア「一強時代」がついに終焉?割って入っ…
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 3
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」と「フリース」に移った日
  • 4
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 5
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 6
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
  • 7
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界…
  • 8
    【クイズ】韓国を抜いて1位に...世界で最も「出生率…
  • 9
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い…
  • 10
    180万トンの「リチウムごみ」を資源に...EV電池の「…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中