トランプ氏、感謝祭の七面鳥を恩赦 バイデン氏らに皮肉も

11月25日、ホワイトハウスのローズガーデンで撮影。REUTERS/Jonathan Ernst

［ワシントン ２５日　ロイター］ - トランプ米大統領は２５日、２７日の感謝祭に向け、ホワイトハウスで毎年恒例の七面鳥恩赦式を行い、「ゴブル」と「ワドル」と名付けられた２羽に恩赦を与えた。

恩赦を受けた２羽の七面鳥はノースカロライナ州立大学農業学部で余生を送ることになる。

トランプ氏は式典で、野党民主党の重鎮であるシューマー上院院内総務とペロシ元下院議長を念頭に、七面鳥を当初「チャック」と「ナンシー」に改名しようと思ったが、「あの２人に恩赦を与えることはないと気が付いた」と皮肉った。

また、バイデン前大統領が昨年の恩赦式でオートペン（自動署名装置）を使用したため、「ピーチ」と「ブロッサム」の２羽の恩赦は「無効」だったとも主張。バイデン氏に対する皮肉を込めて、２羽に改めて恩赦を与えると述べた。