イスラエル、ヨルダン川西岸で新たな軍事作戦 過激派拠点と主張

2025年11月26日、イスラエル占領下のヨルダン川西岸トゥバス近郊で撮影。REUTERS/Mohamad Torokman

Alexander Cornwell　Nidal al-Mughrabi

［トゥバス（ヨルダン川西岸）／エルサレム　２６日　ロイター］ - イスラエルの治安部隊は２６日、ヨルダン川西岸地区北部の都市トゥバスで新たな軍事作戦を開始した。

同市の当局者はロイターに対し、イスラエル軍がヘリコプターの援護を受けて市を包囲し、複数の地区に陣地を築いていると述べた。

また「占領軍（イスラエル軍）は住民を自宅から追い出し、建物の屋上を占拠している」とし、軍が検問所を設け、これまでに少なくとも２２人のパレスチナ人を拘束したと語った。

イスラエル軍は、過激派の拠点やインフラを確立する試みを予備的な情報で特定したことを受け、警察と情報部隊と共に２６日午前に作戦を開始したと述べた。住宅捜索で「監視制御室」を発見したとしている。