ＦＲＢ議長人選、2次面接終了へ クリスマス前に発表も＝財務長官

米連邦準備理事会（ＦＲＢ）本部。（2025年7月14日、米ワシントン）。REUTERS/Jonathan Ernst

［ ワシントン　２５日　ロイター］ - ベセント米財務長官は次期連邦準備理事会（ＦＲＢ）議長について、２５日中に候補者との「第２ラウンド」の面接を終了する見通しとし、トランプ大統領がクリスマス前に人選を発表する可能性が高いという認識を示した。

ベセント長官はＣＮＢＣとのとのインタビューで「非常に優秀な候補者が５人いる」とし、第２ラウンドの面接では候補者が「非常に複雑な業務」をどのように導いていくかに焦点を当てていると語った。

最終的な人選については「トランプ大統領がクリスマス前に発表する可能性は非常に高いと思う」とした上で、「クリスマス休暇前か、新年の前になるかはトランプ大統領の判断だ。しかし、物事は非常に順調に進んでいる」と述べた。

来年５月に任期が切れるパウエルＦＲＢ議長の後任候補はこれまでに１１人から５人に絞り込まれ、米ホワイトハウスの国家経済会議（ＮＥＣ）のハセット委員長、ウォーシュ元ＦＲＢ理事、ウォラーＦＲＢ理事、ボウマンＦＲＢ議長、ブラックロック幹部のリック・リーダー氏が最終候補となっているとみられる。

賭けサイトのカルシとポリマーケットによると、ハセット氏とウォーラー氏の勝率が拮抗している。