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イラン大統領「平和望むが屈辱は受け入れず」、核・ミサイル放棄を拒否

2025年11月08日(土)01時25分

イラン原子力機構を視察中のペゼシュキアン大統領。今月2日撮影。Iranian Atomic Organisation/WANA (West Asia News Agency)/Handout via REUTERS

[ドバイ 7日 ロイター] - イランのペゼシュキアン大統領は7日、同国は平和を求めているものの、核・ミサイル計画の放棄を強要されることはないと述べた。国営メディアが報じた。

トランプ米大統領は6日遅く、イランが米国の対イラン制裁を解除できるかどうか尋ねてきたと述べた。

ペゼシュキアン氏は「イランは国際的な枠組みの下で協議を行う用意があるが、もし彼らが『核技術を持つことはできない』『ミサイルによる自衛の権利はない』と主張し、それに従わなければ爆撃すると言うのであれば、話し合いにはならない」と語った。さらに、「彼らはイスラエルに武器を供給しながら、われわれには防衛用のミサイルを持つなと言う。そうなれば、望む時にいつでも爆撃できるのだ」とし、「われわれは平和の中で暮らしたいが、屈辱を受けることは望まない。一方的な要求に従うだけでは受け入れられない」と強調した。

イランは、ミサイル計画を含む自国の防衛能力に関する交渉の可能性や、国内でのウラン濃縮を全て放棄する考えを繰り返し否定している。

ロイター
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