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米ボーイング、737MAX墜落事故巡り犠牲者3人の遺族と和解

2025年11月06日(木)13時25分

2025年6月13日、フランス・パリ近郊のル・ブルジェ空港で開催された第55回パリ国際航空ショーの開幕前に展示されたボーイングのロゴ。ロイター/ブノワ・テシエ/ファイル写真

[5日 ロイター] - 米航空機大手ボーイングは、エチオピア航空が運航するボーイング主力小型機「737MAX」が2019年3月に墜落した事故を巡り、死亡した3人の犠牲者の遺族が起こした訴訟について和解が成立した。遺族の代理人弁護士が5日明らかにした。

和解条件は公表されていない。ロイターはボーイングにコメントを求めているが、これまでのところ返答は得られていない。

エチオピア航空302便は、ライオン航空610便(同じく737MAX)がジャワ海に墜落した5カ月後に事故を起こした。合計346人が死亡したこの2つの墜落事故は自動飛行制御システムが原因とされている。

ボーイングはこれまでに2つの事故に関連する数十件の民事訴訟の90%以上で和解。賠償金支払い額は数十億ドルに上る。

事故により売れ筋の737MAXは20カ月間の運航停止に追い込まれ、ボーイングは200億ドル以上の損害を被った。

ロイター
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