スクエニＨＤ、純利益予想を下方修正 118億円の組織再編損を計上

　１１月６日、スクウェア・エニックス・ホールディングスは、２０２６年３月期の連結純利益見通しを２８７億円から１６９億円（前年比３０．８％減）へ下方修正した。写真は同社のロゴ。２０１９年９月、千葉市内で撮影（２０２５年　ロイター/Issei Kato）

Ritsuko Shimizu

［東京　６日　ロイター］ - スクウェア・エニックス・ホールディングスは６日、２０２６年３月期の連結純利益見通しを２８７億円から１６９億円（前年比３０．８％減）へ下方修正した。海外組織全体のあり方を見直し、中間期までに特別損失として９８億円を計上。１０―１２月期以降にも２０億円を計上する。

データに基づく戦略的開発を進めるため、デジタルエンタテインメント事業の開発体制やグローバルで統合されたマーケティング戦略を推進するため、海外組織のあり方を見直した。

連結売上高見通しは２８００億円で据え置いた。