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米政府閉鎖中、欠勤多い航空管制官「解雇の可能性」=運輸長官

2025年10月10日(金)01時38分

ダフィー米運輸長官は9日、政府機関一部閉鎖中に欠勤を繰り返している航空管制官を解雇する可能性があると警告した。写真はレーガン空港の航空管制塔付近で作業を行う建設作業員。8日撮影(2025年 ロイター/Nathan Howard)

David Shepardson

[ワシントン 9日 ロイター] - ダフィー米運輸長官は9日、政府機関一部閉鎖中に欠勤を繰り返している航空管制官を解雇する可能性があると警告した。政府閉鎖の影響で航空管制官らが不足し、米国内の多くの空港で6日以降、1万5000便超の航空便の遅延が続いている。

ダフィー長官はFOXビジネスで、欠勤の急増が航空交通に大きな混乱を招いているとし、継続的に欠勤する管制官は解雇すると言及。給与支払いが停止する中でも90─95%の管制官は毎日出勤しているとした上で、「仕事に来ないごく一部の人が大きな混乱を引き起こす可能性があり、その影響が全体に広がっている」と述べた。

約1万3000人の航空管制官と約5万人の運輸保安局職員は政府機関閉鎖中も出勤しなければならないが、給与は支払われていない。

全米航空管制官協会(NATCA)はダフィー氏の発言について直ちにコメントしていない。

ロイター
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