ニュース速報
ビジネス

午後3時のドルは159円後半へ上昇、米による海峡封鎖で不透明感 日銀姿勢にも注目

2026年04月13日(月)15時14分

写真は米ドル紙幣。2026年3月24日撮影。REUTERS/Dado Ruvic

[東京 13日 ロ‌イター] -  

  ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円

午後3時現‌在 159.66/159.70 1.1687/1.1689 186.63/186.64

午前9時現在 159.68/159.69 1.1674/1.1676 186.42/186.43

NY午後5時 159.29/159.30 1.1719/1.1721 186.72/186.83

午後3時のドルは、前​週末のニューヨーク市場終盤からドル高/円安の159円後半で推⁠移している。週末​の米国とイランの協議が合意に至らず、米国がホルムズ海峡の封鎖を表明したことが不透明感を一層高めたとして、原油先物相場が急上昇し、ドル⁠も買われた。ただ対円相場では為替介入への警戒感や日銀の利上げ観測が重⁠しと​なり、160円には届かず上昇が一服した。

ドルは前週末10日の米国時間終盤の159円前半から、朝方に159円後半に上昇。協議に進展がみられないことなどから、原油先物相場は北海ブレント先物と米WTI先物がともに1バレル100ドル台に上昇した。

朝方の買い⁠でドルは160円の節目に接近したが、為替‌介入への警戒感などが上値を抑えたとの指摘が聞⁠かれ⁠た。イラン情勢を巡って、初回の協議で進展は望めないとの事前想定が一部にはあったものの、トランプ米大統領によるホルムズ海峡の封鎖表明が先行きの‌不透明感を高めたとの声が聞かれた。

イラン​情勢‌の不透明感が増す⁠中で、4月の金融政策​決定会合に向けた日銀の利上げ姿勢にも関心が寄せられている。

JPモルガン・チェース銀行為替調査部長の棚瀬順哉氏は、不透明感が高まる場面で中央銀行が様子見姿勢となるのは‌定石である一方、中立の水準に到達していない足元の金利を踏まえれば日銀​は他の中銀とは立場が異な⁠るとして、「様子見をする余裕はあまりない」とも指摘する。

棚瀬氏は、160円に近づくドル/円相場の水準を踏まえ、円安阻​止の観点から利上げを実施する可能性も出てくるとも話し、今の状況のままであれば「基本的には4月利上げの可能性が依然として高い」と予想する。

ロイター
Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

米軍機の領空通過許可案を協議中=インドネシア国防省

ワールド

アングル:トランプ減税、ガソリン代高騰で効果台無し

ビジネス

高級ブランドにイラン紛争の逆風、成長市場ドバイの不

ワールド

日経平均は反落、米・イラン協議不調で揺り戻し
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:トランプの大誤算
特集:トランプの大誤算
2026年4月14日号(4/ 7発売)

国民向け演説は「フェイク」の繰り返し。泥沼化するイラン攻撃の出口は見えない

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【銘柄】イラン情勢で「任天堂」が急落 不確実な相場で人気の優良株から売られる落とし穴
  • 2
    新しいアメリカンドリームは「国外移住」...5人に1人が海外を希望する時代
  • 3
    停戦合意後もレバノン猛攻を続けるイスラエル、「国防軍は崩壊寸前」
  • 4
    健康を守るはずのサプリが癌細胞を助ける? 思いがけ…
  • 5
    日本は「イノベーションのやり方」を忘れた...ホンダ…
  • 6
    中国がイラン戦争一時停戦の裏で大笑い...一時停戦に…
  • 7
    【銘柄】イラン情勢で一躍脚光の「NEC」 防衛・宇宙…
  • 8
    「仕事ができる人」になる、ただ1つの条件...「頑張…
  • 9
    古代のパピルスから新たに見つかった「2500年前の文…
  • 10
    「いい加減にして...」ケンダル・ジェンナーの「目の…
  • 1
    米特殊部隊、米空軍兵士救出「大成功」に残る多くの疑問
  • 2
    古代のパピルスから新たに見つかった「2500年前の文章」...歴史を塗り替えかねない、その内容とは?
  • 3
    バリ島沖の要衝で「中国製水中ドローン」が回収される...潜水艦の重要ルートで一体何をしていた?
  • 4
    韓国、生理用品無償支給を7月から開始 靴の中敷きで…
  • 5
    「南東部と東部の前線で480平方キロ奪還」とウクライ…
  • 6
    「地獄を見る」のは米国か──イラン地上侵攻なら革命…
  • 7
    撃墜された米国機から財布やID回収か、イラン側が拡…
  • 8
    停戦合意後もレバノン猛攻を続けるイスラエル、「国…
  • 9
    ポケモンで遊ぶと脳に「専用の領域」ができる? ポ…
  • 10
    中国がイラン戦争一時停戦の裏で大笑い...一時停戦に…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    米特殊部隊、米空軍兵士救出「大成功」に残る多くの疑問
  • 3
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅」企業が救う、ウクライナの未来
  • 4
    古代のパピルスから新たに見つかった「2500年前の文…
  • 5
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期ス…
  • 6
    バリ島沖の要衝で「中国製水中ドローン」が回収され…
  • 7
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え…
  • 8
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が…
  • 9
    メーガン妃、娘リリベット王女との「お手伝い姿」公…
  • 10
    第6回大会を終えて曲がり角に来たWBC
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中