午後3時のドルは159円後半へ上昇、米による海峡封鎖で不透明感 日銀姿勢にも注目
写真は米ドル紙幣。2026年3月24日撮影。REUTERS/Dado Ruvic
[東京 13日 ロイター] -
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後3時現在 159.66/159.70 1.1687/1.1689 186.63/186.64
午前9時現在 159.68/159.69 1.1674/1.1676 186.42/186.43
NY午後5時 159.29/159.30 1.1719/1.1721 186.72/186.83
午後3時のドルは、前週末のニューヨーク市場終盤からドル高/円安の159円後半で推移している。週末の米国とイランの協議が合意に至らず、米国がホルムズ海峡の封鎖を表明したことが不透明感を一層高めたとして、原油先物相場が急上昇し、ドルも買われた。ただ対円相場では為替介入への警戒感や日銀の利上げ観測が重しとなり、160円には届かず上昇が一服した。
ドルは前週末10日の米国時間終盤の159円前半から、朝方に159円後半に上昇。協議に進展がみられないことなどから、原油先物相場は北海ブレント先物と米WTI先物がともに1バレル100ドル台に上昇した。
朝方の買いでドルは160円の節目に接近したが、為替介入への警戒感などが上値を抑えたとの指摘が聞かれた。イラン情勢を巡って、初回の協議で進展は望めないとの事前想定が一部にはあったものの、トランプ米大統領によるホルムズ海峡の封鎖表明が先行きの不透明感を高めたとの声が聞かれた。
イラン情勢の不透明感が増す中で、4月の金融政策決定会合に向けた日銀の利上げ姿勢にも関心が寄せられている。
JPモルガン・チェース銀行為替調査部長の棚瀬順哉氏は、不透明感が高まる場面で中央銀行が様子見姿勢となるのは定石である一方、中立の水準に到達していない足元の金利を踏まえれば日銀は他の中銀とは立場が異なるとして、「様子見をする余裕はあまりない」とも指摘する。
棚瀬氏は、160円に近づくドル/円相場の水準を踏まえ、円安阻止の観点から利上げを実施する可能性も出てくるとも話し、今の状況のままであれば「基本的には4月利上げの可能性が依然として高い」と予想する。





