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NY連銀総裁、常設レポ制度活用巡り銀行幹部らと会合

2025年11月17日(月)08時45分

ニューヨーク連銀の総裁。2024年5月30日に米ニューヨークで撮影。REUTERS/Andrew Kelly

[14日 ロイター] - 米ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁がこのほど、ウォール街の銀行幹部らと会談し、連邦準備理事会(FRB)の短期資金供給制度、常設レポファシリティー(SRF)について協議した。

連銀の広報担当は「ウィリアムズ総裁は主要銀行(プライマリーディーラー)を招き、金融政策実施手段としてのSRFの目的について改めて協議し、引き続き金利管理の有効な手段であるようにするためのフィードバックを求めた」と述べた。

同連銀で金融政策の執行を担うロベルト・ペルリ氏は12日、SRFを利用する必要がある企業は必要な時に活用すべきだと指摘し、利用規模が大きくなっても問題ないと述べた。[]

連邦公開市場委員会(FOMC)を控えた先月末、短期金融市場では金利が上昇したほか、SRFの利用が拡大し、市場の流動性逼迫が示された。2021年に開始されたSRFは金融機関が債券を迅速に現金化できるもので、市場の流動性ニーズに対するショック吸収手段として機能するが、最近までほとんど利用されていなかった。

ロイター
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