ニュース速報
ビジネス

米IBM、第3四半期決算は予想上回る AI需要でソフト好調

2025年10月23日(木)06時04分

米IBMが22日発表した第3・四半期(7─9月期)決算は、売上高と利益が市場予想を上回った。写真は仏パリで6月撮影(2025年 ロイター/Benoit Tessier)

[22日 ロイター] - 米IBMが22日発表した第3・四半期(7─9月期)決算は、売上高と利益が市場予想を上回った。人工知能(AI)モデルの導入に向けた急速な動きを背景に、ソフトウエアと新型メインフレームに対する需要が大きく拡大した。

第3・四半期の売上高は163億3000万ドル、調整後1株当たり利益は2.65ドルと、LSEGがまとめたアナリスト予想の160億9000万ドル、2.45ドルをそれぞれ上回った。

ソフトウエア部門の同売上高も10%増の72億1000万ドルと、市場予想を上回った。メインフレームを含むインフラストラクチャー部門の同売上高は、17%増の35億6000万ドルとなった。

コンサルティング部門の売上高は約3%増の53億2000万ドルとなった。

併せて発表した通年の売上高見通しは上方修正し、為替変動の影響を除くベースで5%超の伸びとなる見込みとした。従来見通しでは、少なくとも5%としていた。

ジム・カバノー最高財務責任者(CFO)はロイターに対し、「AIや(データ)主権などに関する顧客の懸念に対処することが、全体的な購買行動を促進している」と語った。

ロイター
Copyright (C) 2025 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

マクロスコープ:ソフトバンクG株「持たざるリスク」

ビジネス

マクロスコープ:ソフトバンクG株「持たざるリスク」

ビジネス

自動車業界、トランプ政権にロボット・機械への関税見

ビジネス

ソフトバンクG、外貨建ハイブリッド債で約4300億
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:脳寿命を延ばす20の習慣
特集:脳寿命を延ばす20の習慣
2025年10月28日号(10/21発売)

高齢者医療専門家の和田秀樹医師が説く――脳の健康を保ち、認知症を予防する日々の行動と心がけ

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」はどこ?
  • 2
    【クイズ】1位は「蚊」...世界で「2番目に」人間を殺している動物は?
  • 3
    【クイズ】日本でツキノワグマの出没件数が「最も多い県」はどこ?
  • 4
    1000人以上の女性と関係...英アンドルー王子、「称号…
  • 5
    【2025年最新版】世界航空戦力TOP3...アメリカ・ロシ…
  • 6
    汚物をまき散らすトランプに『トップガン』のミュー…
  • 7
    国立大卒業生の外資への就職、その背景にある日本の…
  • 8
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?
  • 9
    今年、記録的な数の「中国の飲食店」が進出した国
  • 10
    やっぱり王様になりたい!ホワイトハウスの一部を破…
  • 1
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」はどこ?
  • 2
    1000人以上の女性と関係...英アンドルー王子、「称号返上を表明」も消えない生々しすぎる「罪状」
  • 3
    【クイズ】日本でツキノワグマの出没件数が「最も多い県」はどこ?
  • 4
    今年、記録的な数の「中国の飲食店」が進出した国
  • 5
    本当は「不健康な朝食」だった...専門家が警告する「…
  • 6
    日本で外国人から生まれた子どもが過去最多に──人口…
  • 7
    【クイズ】1位は「蚊」...世界で「2番目に」人間を殺…
  • 8
    まるで『トップガン』...わずか10mの至近戦、東シナ…
  • 9
    「認知のゆがみ」とは何なのか...あなたはどのタイプ…
  • 10
    TWICEがデビュー10周年 新作で再認識する揺るぎない…
  • 1
    かばんの中身を見れば一発でわかる!「認知症になりやすい人」が持ち歩く5つのアイテム
  • 2
    「大谷翔平の唯一の欠点は...」ドジャース・ロバーツ監督が明かすプレーオフ戦略、監督の意外な「日本的な一面」とは?
  • 3
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」はどこ?
  • 4
    1000人以上の女性と関係...英アンドルー王子、「称号…
  • 5
    増加する「子どもを外注」する親たち...ネオ・ネグレ…
  • 6
    悲しみで8年間「羽をむしり続けた」オウム...新たな…
  • 7
    バフェット指数が異常値──アメリカ株に「数世代で最…
  • 8
    「日本の高齢化率は世界2位」→ダントツの1位は超意外…
  • 9
    お腹の脂肪を減らす「8つのヒント」とは?...食事以…
  • 10
    【クイズ】日本でツキノワグマの出没件数が「最も多…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中