スイス中銀、0.5%利下げ 基調インフレ緩和と指摘

11月12日、スイス国立銀行(中央銀行)は政策金利を1.0%から0.5%ポイント引き下げ、2022年11月以来の低水準となる0.5%とした。 ベルンの同中銀前で11月撮影(2024年 ロイター/Denis Balibouse)
John Revill
[ベルン 12日 ロイター] - スイス国立銀行(中央銀行)は12日、政策金利を1.0%から0.5%ポイント引き下げ、2022年11月以来の低水準となる0.5%とした。
今回はシュレーゲル総裁のもとで初の政策決定となる。0.5%という引き下げ幅は、対ユーロでのフラン相場の上限を撤廃し、マイナス金利を深掘りした15年1月以来。
ロイターのエコノミスト調査では、0.25%利下げ予想が85%以上を占めていたが、市場は0.5%利下げを予想していた。
中銀は「基調的なインフレ圧力はこの四半期も低下した。本日の金融緩和は、この進展を考慮した」と表明。「引き続き状況を注意深く監視し、インフレ率が中期的な物価安定と一致する範囲内に収まるよう、必要に応じて金融政策を調整する」と述べた。
スイスのインフレ率は直近で0.7%と、中銀の目標レンジ(0─2%)内で推移している。
他国との金利差縮小は、安全通貨とされるフランの魅力を高めることにもなる。
UBSのエコノミスト、アレッサンドロ・ビー氏は「低インフレ、欧州経済、ひいてはスイス経済のリスクが今回の利下げの主な要因だ」と述べた。0.5%の利下げは、金利差を拡大させ、過度なフラン高を阻止する予防的措置との見方を示した。
中銀は、1.5%と予想していた来年の成長率を1─1.5%に修正した。インフレ率は目標範囲内にとどまると予想。24年が1.1%(従来予想1.2%)、25年が0.3%(同0.6%)、26年は0.8%(同0.7%)との予測を示した。
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