ニュース速報
ビジネス

米リバースレポで3100億ドル超吸収、3年3カ月ぶり低水準

2024年08月06日(火)10時03分

米連邦準備理事会(FRB)の金融調節を担うニューヨーク連邦準備銀行が5日実施した公開市場操作で、翌日物リバースレポの吸収額が3162億4600万ドルにとどまり、2021年5月以来、3年3カ月ぶりの低水準となった。写真は2011年9月、ソウルで撮影(2024年 ロイター/Lee Jae-Won)

[ニューヨーク 5日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)の金融調節を担うニューヨーク連邦準備銀行が5日実施した公開市場操作で、翌日物リバースレポの吸収額が3162億4600万ドルにとどまり、2021年5月以来、3年3カ月ぶりの低水準となった。2日の吸収額3384億7300万ドルから減少した。

アナリストらによると、投資家がリバースレポ市場から資金を引き揚げ、銀行やヘッジファンドなどが取り手となる翌日物レポ市場に資金を振り向けて運用した可能性がある。

翌日物リバースレポ金利は通常5・30%だが、翌日物一般担保(GC)レポ金利の方が総じて高かった。5.45%で取引が始まり、一時5.28%に低下したものの、その後5.35%で終わった。

ニューヨークの証券会社カーバチュア・セキュリティーズの債券・レポ担当者は「リスク資産を換金売りした投資家は通常、レポで資金運用する」と話した。

短期金融市場の調査会社のライトソン関係者は2日の米国債相場高騰(利回り急低下)を受け、市場の資金需要が強まった可能性が高いと指摘。マネー・マーケット・ファンド(MMF)が現金を民間同士のレポ取引に振り向ける動機となった可能性があるとの見方を示した。

アナリストらの話では、6日と8日は米財務省短期証券(トレジャリービル)の大量供給に伴い、金融機関などが購入するためにリバースレポファシリティーに預けていた資金が流出する可能性が高い。

ロイター
Copyright (C) 2024 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

金正恩氏「核保有国の地位不可逆」、韓国を最も敵対的

ワールド

ロシア、ベラルーシに長距離ドローン管制所計画=ゼレ

ワールド

セラウィークで業界幹部から懸念続出、米はエネルギー

ワールド

NYでジェット機衝突、トランプ氏は主要空港にICE
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:BTS再始動
特集:BTS再始動
2026年3月31日号(3/24発売)

3年9カ月の空白を経て完全体でカムバック。世界が注目する「BTS2.0」の幕開け

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    レストラン店内で配膳ロボットが「制御不能」に...店員も「なすすべなし」の暴走モード
  • 2
    イランは空爆により核・ミサイル製造能力を「喪失」した──イスラエル首相
  • 3
    三笠宮彬子さまも出席...「銀河の夢か、現実逃避か」モナコ舞踏会に見る富と慈善
  • 4
    「胸元を強調しすぎ...」 米セレブ、「目のやり場に…
  • 5
    【銘柄】「三菱商事」の株価に高まる期待...ホルムズ…
  • 6
    【クイズ】2年連続で「世界幸福度ランキング」で最下…
  • 7
    スウェーデン次期女王ヴィクトリア皇太子、陸軍訓練…
  • 8
    「カメラの目の前」で起きた爆発の瞬間...取材中の記…
  • 9
    メーガン妃、娘リリベット王女との「お手伝い姿」公…
  • 10
    イラン戦争の陰で悪化する「もう1つの戦争」とは?
  • 1
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期スペイン女王は空軍で訓練中、問われる「軍を知る君主」
  • 2
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え時の装いが話題――「ファッション外交」に注目
  • 3
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が発生し既に死者も、感染源は「ナイトクラブ」
  • 4
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する…
  • 5
    メーガン妃、娘リリベット王女との「お手伝い姿」公…
  • 6
    第6回大会を終えて曲がり角に来たWBC
  • 7
    【衛星画像】イラン情勢緊迫、米強襲揚陸艦「トリポ…
  • 8
    【銘柄】「三菱商事」の株価に高まる期待...ホルムズ…
  • 9
    韓国製ミサイル天弓-II、イラン戦争で96%迎撃の衝撃 …
  • 10
    「マツダ・日産・スバル」が大ピンチ?...オーストラ…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 3
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 4
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期ス…
  • 5
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 6
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え…
  • 7
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 8
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が…
  • 9
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 10
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中