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新内閣も経済最優先、デフレ脱却へ政府・日銀で政策総動員=首相
8月3日、安倍晋三首相(写真)は第3次再改造内閣の発足に伴って記者会見し、新内閣の最優先課題は経済だと明言した(2016年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)
[東京 3日 ロイター] - 安倍晋三首相は3日夕、第3次再改造内閣の発足に伴って記者会見し、新内閣の最優先課題は経済だと明言した。2日に閣議決定した経済対策をはじめとする政策を総動員し、政府・日銀一体でデフレ脱却に取り組む考えを表明した。
首相は再改造内閣においても経済最優先で取り組むとし、事業規模28兆円超の経済対策を盛り込んだ16年度補正予算案を秋の臨時国会に提出すると語った。政策総動員によって「世界経済のリスクに立ち向かい、デフレからの脱出速度を最大限に引き上げる」と強調した。
新内閣を「未来チャレンジ内閣」とし、「党内きっての政策通、重厚な経済閣僚をそろえた」と説明。名目国内総生産(GDP)600兆円、希望出生率1.8、介護離職ゼロを目指して成長戦略を加速していくと語った。
そのうえで、働き方改革を「最大のチャレンジ」と位置づけた。長時間労働の是正や同一労働・同一賃金の実現、最低賃金の引き上げなどの課題解決に向け、16年度内をめどに「働き方改革の具体的な実行計画をとりまとめる。スピード感を持って実行していく」と言明した。
経済政策の重要な柱の1つである日銀の金融政策については「具体的な手法は日銀に委ねるべき」とし、「黒田(東彦)総裁の手腕に信頼を寄せている。物価安定を図るためにしっかりと政策手段をとっていくものと考えている」と指摘。政府と日銀が一体となり、「あらゆる政策を総動員して全力でデフレ脱却に取り組んでいく」との考えを繰り返した。
また、首相は2018年9月までの自民党総裁任期の延長について「全く考えていない」と発言。
8月下旬のリオデジャネイロ五輪の閉会式に出席することも明らかにした。
(伊藤純夫)





