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国内新車販売4月、16カ月ぶり増 燃費不正の三菱と日産の軽は約半減
5月2日、4月の国内新車販売は前年同月比1.6%増の32万4748台と、16カ月ぶりにプラスに転じた。トヨタ自動車のハイブリッド車「プリウス」の好調が寄与した。写真はローザンヌで2010年2月撮影(2016年 ロイター/Valentin Flauraud)
[東京 2日 ロイター] - 4月の国内新車販売は前年同月比1.6%増の32万4748台と、16カ月ぶりにプラスに転じた。トヨタ自動車<7203.T>のハイブリッド車「プリウス」の好調が寄与した。4月20日に燃費試験用データの不正を公表した三菱自動車<7211.T>の軽自動車は前年同月に比べ約45%減、不正対象車の供給を受けていた日産自動車<7201.T>の軽は同51%減少した。
日本自動車販売協会連合会(自販連)と全国軽自動車協会連合会(全軽自協)の2日の発表をまとめた。
内訳は、軽自動車が同7.5%減の11万2035台と16カ月連続でマイナスだったが、排気量660cc超の登録車は同7.2%増の21万2713台と3カ月ぶりに増加した。登録車は台数にして前年同月比で1万4342台増えたが、このうち「プリウス」が同約1万2000台伸び、8割以上を占めた。
自販連によれば、トヨタですらミニバン「アルファード」など車種によっては新車でも台数を落としているため「従来ほど新車効果が続かない」と見ており、「全体が非常に好況で、(消費者の)財布のひもが緩くなって復活してきたということでは決してない」と分析している。
一方、三菱は、燃費試験用データの不正を20日公表した「eKワゴン」(日産名「デイズ」)と「eKスペース」(同「デイズルークス」)の軽自動車4車種の生産と販売を同日から停止した。このため、軽自動車の新車販売は、三菱が前年同月比44.9%減の1477台、日産が同51.2%減の5574台と大きく落ち込んだ。
4車種の販売再開のめどは立っておらず、5月は「売り物がほとんどない」(全軽自協)ため、さらなる落ち込みが予想されている。
(白木真紀 編集:吉瀬邦彦)





