<経済改革構想「ビジョン2030」が揺さぶる、「伝統」と「価値観」の衝突について>

1952年から70年以上にわたり飲酒を禁じてきたサウジアラビアが、ついに解禁に踏み切るのではないか──そんな説が浮上すると、賛否両論の大論争が巻き起こった。

サウジアラビアではアルコールの摂取はもちろん所持や販売も違法で、禁錮刑や罰金、むち打ち刑の対象となる。

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ところが5月20日、脱石油依存を掲げた経済改革構想「ビジョン2030」の一環で、観光地や高級ホテルなど国内の約600カ所でのアルコール販売が解禁されると、一部メディアが報道。

30年の開催が決まっている万国博覧会と34年のサッカー・ワールドカップを見据えた地ならしの面もあるとされた。

だが結局、サウジ当局は報道を否定。また仮に今後、解禁を目指す動きが強まったとしても、実現するかどうかは未知数だ。

隣国カタールが22年にサッカー・ワールドカップを開催した際には、スタジアムでのアルコール販売が認められる予定だったが、開幕直前に撤回された。

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