最新記事
中国

中国が太平洋における米中の戦力バランスを逆転させる「最強兵器」を発表

China Unveils Game-Changing Weapon That Could Decide Future Wars

2025年3月25日(火)19時57分
マイカ・マッカートニー
バルト海の「伊鵬(イ・ペン)3号」

バルト海の海底ケーブルを切断した疑いでデンマーク海軍に監視される中国の貨物船「伊鵬(イ・ペン)3号」(2024年11月20日、カテガット海峡) Ritzau Scanpix/Mikkel Berg Pedersen via REUTERS

<台湾周辺などで海底ケーブルを切断した疑いを持たれている中国が、最深最強のケーブル切断能力を誇る装置を出してきた>

中国は、水深数千メートルで厚い被覆に覆われ強化された海底ケーブルを切断できる装置を開発した。

中国船舶が他国の海底インフラを標的にしていると疑われるなかで発表された。民間の通信だけでなく、有事の際の軍事通信にとっても脅威となる技術だ。

2024年はじめ以降、バルト海や、中国が領有権を主張する台湾周辺を含む複数の事例で、中国の船舶がケーブルの破壊工作に関与したと疑われている。ケーブルが破損した海域に中国の船舶がいたことがわかっており、捜査当局者は、錨を引きずったことが原因である可能性を示す証拠を挙げている。

中国では、海底ケーブルを安価かつ効率的に切断するよう設計された装置の特許申請が増加している。海底ケーブルは、世界の通信の95%超を担う必要不可欠なインフラだ。

今回の新技術は、中国船舶科学研究センター(CSSRC)と国営の深海有人潜水艇研究所が共同で開発したものだと、3月23日のサウスチャイナ・モーニング・ポスト紙は報じた。

報道によればこの装置は、水深最大4000メートルでケーブルを切断できるという。現在使用されているもっとも深い海底ケーブルの2倍の深さだ。

SDGs
2100年には「寿司」がなくなる?...斎藤佑樹×佐座槙苗と学ぶ「サステナビリティ」 スポーツ界にも危機が迫る!?
あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

ANA、エアバス機不具合で30日も6便欠航 2日間

ビジネス

アングル:「AIよ、うちの商品に注目して」、変わる

ワールド

エアバス、A320系6000機のソフト改修指示 A

ワールド

アングル:平等支えるノルウェー式富裕税、富豪流出で
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:ガザの叫びを聞け
特集:ガザの叫びを聞け
2025年12月 2日号(11/26発売)

「天井なき監獄」を生きるパレスチナ自治区ガザの若者たちが世界に向けて発信した10年の記録

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    7歳の息子に何が? 学校で描いた「自画像」が奇妙すぎた...「心配すべき?」と母親がネットで相談
  • 2
    100年以上宇宙最大の謎だった「ダークマター」の正体を東大教授が解明? 「人類が見るのは初めて」
  • 3
    128人死亡、200人以上行方不明...香港最悪の火災現場の全貌を米企業が「宇宙から」明らかに
  • 4
    【クイズ】世界遺産が「最も多い国」はどこ?
  • 5
    子どもより高齢者を優遇する政府...世代間格差は5倍…
  • 6
    【寝耳に水】ヘンリー王子&メーガン妃が「大焦り」…
  • 7
    「攻めの一着すぎ?」 国歌パフォーマンスの「強めコ…
  • 8
    【最先端戦闘機】ミラージュ、F16、グリペン、ラファ…
  • 9
    エプスタイン事件をどうしても隠蔽したいトランプを…
  • 10
    香港大規模火災で市民の不満噴出、中国の政治統制強…
  • 1
    インド国産戦闘機に一体何が? ドバイ航空ショーで墜落事故、浮き彫りになるインド空軍の課題
  • 2
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるようになる!筋トレよりもずっと効果的な「たった30秒の体操」〈注目記事〉
  • 3
    マムダニの次は「この男」?...イケメンすぎる「ケネディの孫」の出馬にSNS熱狂、「顔以外も完璧」との声
  • 4
    海外の空港でトイレに入った女性が見た、驚きの「ナ…
  • 5
    ポルノ依存症になるメカニズムが判明! 絶対やって…
  • 6
    【最先端戦闘機】ミラージュ、F16、グリペン、ラファ…
  • 7
    7歳の息子に何が? 学校で描いた「自画像」が奇妙す…
  • 8
    老後資金は「ためる」より「使う」へ──50代からの後…
  • 9
    AIの浸透で「ブルーカラー」の賃金が上がり、「ホワ…
  • 10
    100年以上宇宙最大の謎だった「ダークマター」の正体…
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」に...日本からは、もう1都市圏がトップ10入り
  • 3
    一瞬にして「巨大な橋が消えた」...中国・「完成直後」の橋が崩落する瞬間を捉えた「衝撃映像」に広がる疑念
  • 4
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 5
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 6
    高速で回転しながら「地上に落下」...トルコの軍用輸…
  • 7
    「999段の階段」を落下...中国・自動車メーカーがPR…
  • 8
    【クイズ】クマ被害が相次ぐが...「熊害」の正しい読…
  • 9
    まるで老人...ロシア初の「AIヒト型ロボット」がお披…
  • 10
    「髪形がおかしい...」実写版『モアナ』予告編に批判…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中