中国人民解放軍空軍は大規模な攻撃作戦の立案に、AIシステムを使用している。華々しく発表されたことではない。人民解放軍の創設99周年を記念して8月初めに放映された中国中央電視台(CCTV)のドキュメンタリー番組で紹介された。
このシステムは数百の候補から攻撃目標の優先順位を決め、数十の編隊を調整し、100を超える戦術部隊に任務を割り当てる。既に複数の任務で使用されているという。
7月末、習近平(シー・チンピン)国家主席は人民解放軍に対し、無人インテリジェント技術の軍事利用を強化し、インテリジェント化された軍事システムを段階的に構築するよう指示した。この声明の発表はドキュメンタリーの放映と時期が重なった。
中国は以前からこの目標を追求してきたから、習の発言は目新しくはないが、その力の入れようは際立っている。中国政府は来年の人民解放軍創設100周年に向けた近代化の目標を、着実に達成したいと考えている。
このAIシステムは、人間には処理し切れないほど膨大な意思決定をこなすとされる。多数の航空機と標的が高速で移動する状況では、従来の計算方法では追い付かないためだという。この評価は妥当であり、中国に限った話ではない。
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