最新記事
核ミサイル

ロシア「アメリカがアジアにミサイルを配備するなら対抗する」

Russia Considers Deploying Missiles to Asia

2024年11月28日(木)11時37分
キンバリー・マニオン
プーチンとトランプに扮した反核デモ

第一期トランプ政権が決断したINF全廃条約破棄のツケがいまアジアも脅かしはじめた?(2019年2月、ベルリンのINF全廃反対デモ)Paul Zinken/dpa

台湾有事に備えて日本にハイマース、フィリピンにミサイルを配備する米軍の緊急計画に対し、ロシアもアジアに相応の兵器を配備すると警告

アメリカがアジアで中距離・短距離弾道ミサイルを配備するなら、ロシアも同様のシステムをアジアに配備する計画があると、露セルゲイ・リャブコフ外務副大臣が明らかにした。

リャブコフは11月25日、国営タス通信に次のように述べた。

「これはもちろん、繰り返し触れられてきた選択肢のひとつだ。世界のどの地域であろうと、アメリカがそうした体裁を取るなら、我々が取るべき次のステップもおのずと決まる。軍事行動ならびに軍事技術による対応も含まれる」

「従来どおり、何が起きるかは、きわめて憂慮すべきこの危機的状況で、敵対勢力がどのような決断を下すのか、そして、どのような方向に向かうのかにかかっている」

日本の共同通信社は11月24日、米国が、中国と台湾の緊張が高まった場合に備えて、高機動ロケット砲システム「ハイマース」を運用する米海兵隊の「海兵沿岸連隊(MLR)」を日本の南西諸島に、ミサイル部隊をフィリピンに配備する緊急計画を策定していると報じた。リャブコフの発言の背景には、こうした状況がある。

事件
ニューズウィーク日本版メンバーシップ登録
あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

金価格見通し、年末までに6300ドル 需要堅調=J

ワールド

コロンビア中銀、予想外の政策金利1%引き上げ 10

ワールド

コスタリカ大統領選、現職後継の右派候補が勝利目前

ワールド

インド26年度予算案、財政健全化の鈍化示す=フィッ
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:高市 vs 中国
特集:高市 vs 中国
2026年2月 3日号(1/27発売)

台湾発言に手を緩めない習近平と静観のトランプ。激動の東アジアを生き抜く日本の戦略とは

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    日本への威圧を強める中国...「レアアース依存」から脱却する道筋
  • 2
    関節が弱ると人生も鈍る...健康長寿は「自重筋トレ」から生まれる
  • 3
    世界初、太陽光だけで走る完全自己充電バイク...イタリア建築家が生んだ次世代モビリティ「ソラリス」
  • 4
    【銘柄】「古河機械金属」の株価が上昇中...中国のレ…
  • 5
    中国がちらつかせる「琉球カード」の真意
  • 6
    高市首相の発言は正しかった...「対中圧力」と「揺れ…
  • 7
    180万トンの「リチウムごみ」を資源に...EV電池の「…
  • 8
    【衛星画像】南西諸島の日米新軍事拠点 中国の進出…
  • 9
    中国政府に転んだ「反逆のアーティスト」艾未未の正体
  • 10
    エプスタイン文書追加公開...ラトニック商務長官、ケ…
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」と「フリース」に移った日
  • 3
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界でも過去最大規模
  • 4
    180万トンの「リチウムごみ」を資源に...EV電池の「…
  • 5
    日本への威圧を強める中国...「レアアース依存」から…
  • 6
    一人っ子政策後も止まらない人口減少...中国少子化は…
  • 7
    スペースXの宇宙飛行士の帰還が健康問題で前倒しに..…
  • 8
    ロシア軍の前線で「弾よけ」にされるアフリカ人...兵…
  • 9
    町長を「バズーカで攻撃」フィリピンで暗殺未遂、大…
  • 10
    秋田県は生徒の学力が全国トップクラスなのに、1キロ…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 3
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した──台湾高官が分析
  • 4
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 5
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 6
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 7
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 8
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
  • 9
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界…
  • 10
    【クイズ】韓国を抜いて1位に...世界で最も「出生率…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中