「わが国は、米国、ならびに米国に追従する欧州や他地域の国々の動きを見ながら、ミサイル配備という対抗措置を講じることになるだろう」

プーチンは11月21日、2019年に当時のトランプ政権が中距離核戦力(INF)全廃条約を離脱したことは「過ち」だったと述べた。

タス通信によればプーチンは、「米国は2019年に、言いがかりのような理由をつけてINF全廃条約を一方的に破棄するという過ちを犯したと、私たちは考えている」と述べたという。

INF全廃条約は、冷戦末期の1989年、米国とロシア(旧ソ連)が署名した取り決めで、射程500〜5500キロメートルの地上配備型ミサイルを禁止したものだ。しかし、トランプ政権の一期目に、米国と北大西洋条約機構(NATO)は、ロシアが同条約に違反して核戦力を開発していると非難。その後、米国は2019年8月、同条約からの離脱を発表した。

(翻訳:ガリレオ)

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