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台湾、F16戦闘機の整備拠点を開設 米ロッキードと台湾企業が主導、両国軍事協力の最新例に

2020年8月28日(金)19時05分

台湾の蔡英文総統(写真)は、米国と台湾の企業が主導する最新型F16戦闘機の整備拠点を開設するに当たり、「強固」な空軍力で台湾を守る姿勢を強調した。写真は台北で12日撮影(2020年 ロイター/Ann Wang)

台湾の蔡英文総統は28日、米国と台湾の企業が主導する最新型F16戦闘機の整備拠点を開設するに当たり、「強固」な空軍力で台湾を守る姿勢を強調した。

最新型F16の整備拠点は域内では初となる。

蔡総統は開設式で「台湾の主権を守り、地域の平和と安定を維持するためには、屈服やへつらいではなく、強固な防衛力が必要だ」と述べた。

また、台湾の防衛産業を築き上げるという自らの長年の取り組みにおいて、整備拠点の開設は重要な節目だと指摘。「ジェット機の整備にかかる時間は大幅に短縮され、使用可能な機体が大きく増加することから、前線での空軍の戦闘能力が強固になる」と述べた。

蔡総統は中国が軍事演習を活発化させていることを批判しており、27日には偶発的な衝突のリスクが高まっていると警戒感を示した。

整備拠点は米ロッキード・マーチンと台湾の漢翔航空工業<2634.TW>が主導。米台間の軍事協力の最新例となる。

米政府は昨年、台湾に総額80億ドルの新型F16戦闘機を売却することを承認。これにより、台湾が保有するF16はアジアで最多の200機超に増加する。

漢翔航空工業のトップは、今回開設した拠点で台湾空軍のジェット機整備を行うとした上で、周辺地域のF16の整備拠点として拡張することも計画していると述べた。詳細には踏み込まなかった。

[ロイター]


トムソンロイター・ジャパン

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