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ボリビア政変で露呈した、中南米「左右分断」の深刻さ

Latin America Is Too Polarized

2019年11月18日(月)15時20分
オリバー・ストゥンケル(ジェトゥリオ・バルガス財団准教授)

ボリビアの安定化に向けて中南米諸国の協力が望めそうにないのは、極端な分極化と時代遅れになった枠組みのせいだ。モラレス亡命後のボリビアは、彼が遺した独裁政治と司法介入の後遺症に苦しむことになる。

モラレスは将来の後継者となる若手の台頭を許さなかったため、与党はすぐには強力な後任を見つけられないだろう。一方、野党側は次期総選挙には勝てるだろうが、モラレスの支持層から正統性を疑問視されるなかでの難しい舵取りを迫られる。

国際社会の仲裁を受けて、モラレス派と野党陣営が対話に応じるシナリオもなくはない。だが現状では、ボリビアは近年の経済成長を帳消しにする長期的な混迷に突入する可能性が高い。それでも中南米諸国は内輪もめに明け暮れて、事態をさらに悪化させることだろう。

From Foreign Policy Magazine

<2019年11月26日号掲載>

【参考記事】チリ暴動が照らし出す、反緊縮デモが世界各地に広がる理由
【参考記事】ベネズエラ国会議長が緊急寄稿「マドゥロの居座りを終わらせよう」

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