最新記事

ファッション

フォーエバー21が破産法適用申請 日本は10月末に14店舗とネット通販も閉鎖へ

2019年9月30日(月)18時00分

米アパレル大手フォーエバー21は、経営再建のため、連邦破産法11条の適用を申請したと発表した。写真は12日にニューヨークの店舗で撮影(2019年 ロイター/Shannon Stapleton)

米アパレル大手フォーエバー21は29日、連邦破産法11条の適用を申請したと発表した。

米アマゾン・ドット・コムなどの電子商取引企業の台頭を受けて実店舗を展開する多くの企業が打撃を受けており、2017年初め以降、シアーズ・ホールディングスやトイザラスを含む米小売企業20社以上が破産法適用を申請している。

フォーエバー21は電子メールで送付した発表文書で、経営再建により、収益を上げている中核事業に集中し、世界の一部市場から撤退することが可能になると説明。「全米で最大178店舗を閉鎖する承認を申請した。閉鎖対象となる店舗はまだ決定しておらず、オーナーとの協議の結果による」とした。

フォーエバー21は1984年に創業し、57カ国で815店舗を展開している。

アジアと欧州では大半の店舗を閉鎖する計画だが、米国の主要市場からの撤退は見込んでいない。

同社の日本法人は先週、今年10月末をもって、日本国内の全店舗(14店舗)を閉店し、同日までにオンラインストアも閉鎖すると発表した。

フォーエバー21はまた、カナダの子会社が破産申請を行ったと明らかにした。同国の44店舗を閉鎖する。

メキシコと中南米地域では事業を継続する方針。

同社はまた、JPモルガン・チェース銀行を仲介として既存の貸し手から2億7500万ドルの資金を調達したほか、TPGシックス・ストリート・パートナーズとその一部関連ファンドから7500万ドルの出資を得たと明らかにした。

[ロイター]


トムソンロイター・ジャパン

Copyright (C) 2019トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます




20191008issue_cover200.jpg
※10月8日号(10月1日発売)は、「消費増税からマネーを守る 経済超入門」特集。消費税率アップで経済は悪化する? 年金減額で未来の暮らしはどうなる? 賃貸、分譲、戸建て......住宅に正解はある? 投資はそもそも万人がすべきもの? キャッシュレスはどう利用するのが正しい? 増税の今だからこそ知っておきたい経済知識を得られる特集です。



今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

IMF専務理事がキーウ訪問、ゼレンスキー氏らと会談

ワールド

トランプ氏の移民取り締まり、共和党支持者の意見分か

ビジネス

銀行課税で融資・金融の安定性損なうべきではない=E

ワールド

ロシア、NATOの「グリーンランド脅威論」は作り話
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:総力特集 ベネズエラ攻撃
特集:総力特集 ベネズエラ攻撃
2026年1月20日号(1/14発売)

深夜の精密攻撃でマドゥロ大統領拘束に成功したトランプ米大統領の本当の狙いは?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【クイズ】韓国を抜いて1位に...世界で最も「出生率が低い」のはどこ?
  • 2
    「高額すぎる...」ポケモンとレゴのコラボ商品に広がる波紋、その「衝撃の価格」とは?
  • 3
    世界初で日本独自、南鳥島沖で始まるレアアース泥試掘の重要性 日本発の希少資源採取技術は他にも
  • 4
    イランの体制転換は秒読み? イラン国民が「打倒ハ…
  • 5
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い…
  • 6
    母親が発見した「指先の謎の痣」が、1歳児の命を救っ…
  • 7
    韓国『日本人無料』の光と影 ── 日韓首脳が「未来志向…
  • 8
    鉛筆やフォークを持てない、1人でトイレにも行けない…
  • 9
    年始早々軍事介入を行ったトランプ...強硬な外交で支…
  • 10
    飛行機内で「マナー最悪」の乗客を撮影...SNS投稿が…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した──台湾高官が分析
  • 3
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 4
    【クイズ】韓国を抜いて1位に...世界で最も「出生率…
  • 5
    中国が投稿したアメリカをラップで風刺するAI動画を…
  • 6
    Netflix『ストレンジャー・シングス』最終シーズンへ…
  • 7
    次々に船に降り立つ兵士たち...米南方軍が「影の船団…
  • 8
    母親が発見した「指先の謎の痣」が、1歳児の命を救っ…
  • 9
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 10
    「高額すぎる...」ポケモンとレゴのコラボ商品に広が…
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 3
    90代でも元気な人が「必ず動かしている体の部位」とは何か...血管の名医がたどり着いた長生きの共通点
  • 4
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「…
  • 5
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 6
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切…
  • 7
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した─…
  • 8
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 9
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめ…
  • 10
    『SHOGUN 将軍』の成功は嬉しいが...岡田准一が目指…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中