最新記事

米朝首脳会談

トランプと金正恩、27日からハノイで2度目の首脳会談

2019年2月27日(水)11時24分

トランプ米大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長は27日にベトナムの首都ハノイで2度目の首脳会談を行う。25日撮影(2019年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

トランプ米大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長は27日にベトナムの首都ハノイで2度目の首脳会談を行う。

米国は、北朝鮮の非核化に向けた具体的な措置を引き出すことを目指している。

米ホワイトハウスは、トランプ氏と金委員長がハノイのメトロポールホテルで現地時間27日午後6時30分(日本時間午後8時30分)から20分間の1対1の会合を行うと明らかにした。

その後約1時間半の夕食会が予定されている。ホワイトハウスの先の発表によると、夕食会には側近2人と通訳が参加する。首脳会談は28日にも行われるという。

トランプ氏は26日遅くに大統領専用機でハノイに到着。その後、滞在先のJWマリオット・ホテルに向かった。

金委員長は26日、トランプ氏よりも先にベトナムに到着。滞在しているハノイのメリアホテル周辺は厳重な警戒態勢が敷かれている。

トランプ氏はロシア疑惑などの国内問題を抱える中、外交問題での成果に意欲的とされる。

過去の歴代共和党政権で対北交渉に携わった、元ホワイトハウス当局者のビクター・チャ氏は「国内の関心を(米朝首脳会談から)そらす問題があり、大統領が譲歩しすぎて、米国がこれまでよりも安全でなくなる悪い取引をしないかが大きな懸念材料だ」と指摘した。

[ハノイ 26日 ロイター]


トムソンロイター・ジャパン

Copyright (C) 2019トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます

ニューズウィーク日本版 中国EVと未来戦争
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2025年10月14日号(10月7日発売)は「中国EVと未来戦争」特集。バッテリーやセンサーなどEV技術で今や世界をリードする中国が戦争でもアメリカに勝つ日

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら


今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

イスラエル首相、ガザ巡るエジプト会合に出席せず

ワールド

人質と拘束者解放、ガザ停戦第1段階 トランプ氏「新

ワールド

ノーベル経済学賞に米大教授ら3氏、技術革新と成長の

ビジネス

トヨタ、「センチュリー」をブランド展開 「レクサス
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:中国EVと未来戦争
特集:中国EVと未来戦争
2025年10月14日号(10/ 7発売)

バッテリーやセンサーなど電気自動車の技術で今や世界をリードする中国が、戦争でもアメリカに勝つ日

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    お腹の脂肪を減らす「8つのヒント」とは?...食事以外の「2つの隠れた要因」が代謝を狂わせていた
  • 2
    中国人が便利な「調理済み食品」を嫌うトホホな理由とは?
  • 3
    メーガン妃の動画が「無神経」すぎる...ダイアナ妃をめぐる大論争に発展
  • 4
    時代に逆行するトランプのエネルギー政策が、アメリ…
  • 5
    かばんの中身を見れば一発でわかる!「認知症になり…
  • 6
    「中国のビットコイン女王」が英国で有罪...押収され…
  • 7
    連立離脱の公明党が高市自民党に感じた「かつてない…
  • 8
    筋肉が目覚める「6つの動作」とは?...スピードを制…
  • 9
    車道を一人「さまよう男児」、発見した運転手の「勇…
  • 10
    【クイズ】日本人が唯一「受賞していない」ノーベル…
  • 1
    かばんの中身を見れば一発でわかる!「認知症になりやすい人」が持ち歩く5つのアイテム
  • 2
    悲しみで8年間「羽をむしり続けた」オウム...新たな飼い主との「イケイケなダンス」姿に涙と感動の声
  • 3
    増加する「子どもを外注」する親たち...ネオ・ネグレクトとは何か? 多い地域はどこか?
  • 4
    【クイズ】日本人が唯一「受賞していない」ノーベル…
  • 5
    お腹の脂肪を減らす「8つのヒント」とは?...食事以…
  • 6
    祖母の遺産は「2000体のアレ」だった...強迫的なコレ…
  • 7
    中国人が便利な「調理済み食品」を嫌うトホホな理由…
  • 8
    ロシア「影の船団」が動く──拿捕されたタンカーが示…
  • 9
    ベゾス妻 vs C・ロナウド婚約者、バチバチ「指輪対決…
  • 10
    赤ちゃんの「耳」に不思議な特徴...写真をSNS投稿す…
  • 1
    「最悪」「悪夢だ」 飛行機内で眠っていた女性が撮影...目覚めた時の「信じがたい光景」に驚きの声
  • 2
    かばんの中身を見れば一発でわかる!「認知症になりやすい人」が持ち歩く5つのアイテム
  • 3
    「大谷翔平の唯一の欠点は...」ドジャース・ロバーツ監督が明かすプレーオフ戦略、監督の意外な「日本的な一面」とは?
  • 4
    カミラ王妃のキャサリン妃への「いら立ち」が話題に.…
  • 5
    増加する「子どもを外注」する親たち...ネオ・ネグレ…
  • 6
    科学が解き明かす「長寿の謎」...100歳まで生きる人…
  • 7
    悲しみで8年間「羽をむしり続けた」オウム...新たな…
  • 8
    「二度見した」「小石のよう...」マッチョ俳優ドウェ…
  • 9
    バフェット指数が異常値──アメリカ株に「数世代で最…
  • 10
    「日本の高齢化率は世界2位」→ダントツの1位は超意外…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中