最新記事

朝鮮半島

北朝鮮、ロシアの国際会議参加 韓国との直接会談に応じない姿勢

2017年10月16日(月)12時50分

 10月15日、ロシアの複数の通信社は、サンクトペテルブルクで16日に開催される会議に出席する北朝鮮と韓国の有力議員が直接会談することはない見通しだと報じた。ロシア政府は会談を行うよう働き掛けている。写真は2014年10月、ジュネーブで撮影された北朝鮮国旗(2017年 ロイター/Denis Balibouse)

ロシアの複数の通信社は15日、サンクトペテルブルクで16日に開催される会議に出席する北朝鮮と韓国の有力議員が直接会談することはない見通しだと報じた。ロシア政府は会談を行うよう働き掛けている。

ロシア上院のマトビエンコ議長は16日、北朝鮮議会のナンバー2および韓国国会のトップと会談し、北朝鮮の核・ミサイル開発について協議する見通し。

ただ、ロシア通信(RIA)は15日、ロシアの下院副議長、ピョートル・トルストイ氏とロシア訪問中の北朝鮮代表団の匿名のメンバー1人の話として、直接対話は行われない見通しだと伝えた。

この北朝鮮の代表団メンバーは、米国の北朝鮮への圧力と米韓合同軍事演習を踏まえると、直接対話の条件は満たされていないと指摘した。

ロシアの各通信社によると、ロシア上院のコサチョフ国際問題委員長は、北朝鮮側はこれまでのところ直接対話を拒んでおり、韓国側は前向きな姿勢を示していると述べた。

インタファクス通信によると、同委員長は会談を強制することはできないとしながらも、「南北関係の緊張緩和への機会を再び逃すことになれば、人道的にも政治的にも残念なことだ」と述べた。

[ロイター]


120x28 Reuters.gif

Copyright (C) 2017トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

イラン、米国との交渉を否定 国連大使「唯一の言語は

ワールド

トランプ氏、米軍は「永遠に」戦争可能 大勝利に万全

ワールド

トランプ氏、イランは協議望むも「すでに手遅れ」 指

ワールド

中東紛争4日目、攻撃広がり犠牲増加 想定以上に作戦
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:トランプのイラン攻撃
特集:トランプのイラン攻撃
2026年3月10日号(3/ 3発売)

核開発の断念を迫るトランプ政権が攻撃を開始。イランとアメリカの本格戦争は始まるのか?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビザの壁、会社都合の解雇、帰国後も続く苦境
  • 2
    縫いぐるみが相棒、孤独なサル「パンチくん」がバズった理由
  • 3
    少子化に悩む韓国で出生率回復...昨年過去最大の伸び率を記録した「勝因」と「今後の課題」
  • 4
    核合意寸前、米国がイラン攻撃に踏み切った理由
  • 5
    「死体を運んでる...」Google Earthで表示される「不…
  • 6
    人気の女性インフルエンサー、「直視できない」すご…
  • 7
    イラン猛反撃、同士討ちまで起きる防空戦はいつまで…
  • 8
    サファリ中の女性に悲劇...ライオンに「くわえ去られ…
  • 9
    イランへの直接攻撃は世界を変えた...秩序が崩壊する…
  • 10
    「日本食ブーム」は止まらない...抹茶、日本酒に「あ…
  • 1
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからくりとリスク
  • 2
    村瀬心椛は「トップでなければおかしい」...スノボの謎判定に「怒りの鉄拳」、木俣椋真の1980には「ぼやき」も
  • 3
    BTS復活...でも、韓国エンタメが「苦境」に陥っている
  • 4
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
  • 5
    中国、4隻目の空母は原子力艦か──世界3番目の原子力…
  • 6
    縫いぐるみが相棒、孤独なサル「パンチくん」がバズ…
  • 7
    「毎日が人生最後の日」だと思って酒を飲む...84歳医…
  • 8
    少女買春に加え、国家機密の横流しまで...アンドルー…
  • 9
    中国で今まで発見されたことがないような恐竜の化石…
  • 10
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 1
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 2
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 3
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 4
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 5
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 6
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 7
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 8
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 9
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 10
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中