オバマ米大統領は14日、ホワイトハウスで記者会見し、前週の大統領選で勝利したトランプ氏について、来年1月20日の大統領就任後直ちに重大な職責と現実に直面することになるだろうと述べた。

「米大統領という職には人を目覚めさせるものがある」とし、「トランプ氏の立場や性質のうち、現実にそぐわない部分はかなり早い段階で揺さぶられる」と指摘、トランプ氏も大統領就任後はイデオロギー的な観点からではなく実際的なアプローチをとるだろうとの見方を示した。

「大統領候補の段階では誤った発言や議論を引き起こす発言をしても就任後ほど影響力はないが、米大統領には世界中の人が注目している。市場が動く」と警鐘を鳴らした。

トランプ氏が次期政権の首席戦略官・上級顧問にスティーブン・バノン氏を起用したことについては、トランプ氏の人選にコメントするのは不適切として発言を控えた。

ただ、激しい選挙戦を終えた今、結束のメッセージを送ることが重要だと強調した。

保守系ニュースサイトを運営していたバノン氏には、同サイトを白人至上主義者などのフォーラムへと導いたとして批判が出ている。

[ワシントン 14日 ロイター]
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