最新記事

アメリカ政治

アメリカ州知事選は共和党が過半数維持へ、ノースカロライナなお接戦

2016年11月9日(水)14時56分

11月8日、米大統領選と合わせて行われた州知事選では、ノースカロライナ州の現職パット・マクローリー知事(共和党)が、民主党のロイ・クーパー候補をわずかにリードし、接戦となっている。写真はノースカロライナ州で7日撮影(2016年 ロイター/Chris Keane)

 米大統領選と合わせて8日に行われた州知事選では、ノースカロライナ州の現職パット・マクローリー知事(共和党)が、民主党のロイ・クーパー候補をわずかにリードし、接戦となっている。

 今回改選されるのは全米50州のうち12州。

 ノースカロライナ州の暫定開票結果によると、94%の選挙区の報告が完了した時点で、マクローリー知事の得票率は49%、クーパー候補は48%。

 州知事の現有勢力は共和党が31、民主党が18、無所属が1。今回の知事選でも共和党は過半数を維持し、この勢力図を維持する見込みだ。

 バーモント州は大統領選で民主党のヒラリー・クリントン候補が圧倒的な勝利を収めたが、知事選の暫定結果では共和党のフィル・スコット副知事が、民主党のスー・ミンター前州交通局長をリードし、当選する見通しとなっている。

 一方、大統領選でドナルド・トランプ共和党候補が勝利を収めたウェストバージニア州の知事選は、民主党の実業家ジム・ジャスティス氏が共和党のビル・コール州上院議長に勝利した。

 トランプ氏がマイク・ペンス氏を副大統領候補に指名したことで空席となったインディアナ州知事のポストは4期連続で共和党が維持。ケンタッキー州も共和党が勝利した。

[9日 ロイター]


120x28 Reuters.gif

Copyright (C) 2016トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

ウクライナ、国産長距離ミサイルでロシア領内攻撃 成

ビジネス

香港GDP、第3四半期改定+3.8%を確認 25年

ワールド

ロシアが無人機とミサイルでキーウ攻撃、4人死亡・数

ビジネス

インタビュー:26年春闘、昨年より下向きで臨む選択
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:世界最高の投手
特集:世界最高の投手
2025年11月18日号(11/11発売)

日本最高の投手がMLB最高の投手に──。全米が驚愕した山本由伸の投球と大谷・佐々木の活躍

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    一瞬にして「巨大な橋が消えた」...中国・「完成直後」の橋が崩落する瞬間を捉えた「衝撃映像」に広がる疑念
  • 2
    まるで老人...ロシア初の「AIヒト型ロボット」がお披露目会で「情けない大失態」...「衝撃映像」がSNSで拡散
  • 3
    「死ぬかと思った...」寿司を喉につまらせた女性を前に、男性が取った「まさかの行動」にSNS爆笑
  • 4
    文化の「魔改造」が得意な日本人は、外国人問題を乗…
  • 5
    「水爆弾」の恐怖...規模は「三峡ダムの3倍」、中国…
  • 6
    『トイ・ストーリー4』は「無かったコト」に?...新…
  • 7
    中国が進める「巨大ダム計画」の矛盾...グリーンでも…
  • 8
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 9
    『プレデター: バッドランド』は良作?駄作?...批評…
  • 10
    ファン激怒...『スター・ウォーズ』人気キャラの続編…
  • 1
    一瞬にして「巨大な橋が消えた」...中国・「完成直後」の橋が崩落する瞬間を捉えた「衝撃映像」に広がる疑念
  • 2
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 3
    まるで老人...ロシア初の「AIヒト型ロボット」がお披露目会で「情けない大失態」...「衝撃映像」がSNSで拡散
  • 4
    『プレデター: バッドランド』は良作?駄作?...批評…
  • 5
    「死ぬかと思った...」寿司を喉につまらせた女性を前…
  • 6
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 7
    「座席に体が収まらない...」飛行機で嘆く「身長216c…
  • 8
    ドジャースの「救世主」となったロハスの「渾身の一…
  • 9
    「遺体は原型をとどめていなかった」 韓国に憧れた2…
  • 10
    筋肉を鍛えるのは「食事法」ではなく「規則」だった.…
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    英国で「パブ離れ」が深刻化、閉店ペースが加速...苦肉の策は「日本では当たり前」の方式だった
  • 3
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」はどこ?
  • 4
    一瞬にして「巨大な橋が消えた」...中国・「完成直後…
  • 5
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 6
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 7
    1000人以上の女性と関係...英アンドルー王子、「称号…
  • 8
    【クイズ】クマ被害が相次ぐが...「熊害」の正しい読…
  • 9
    【クイズ】日本でツキノワグマの出没件数が「最も多…
  • 10
    今年、記録的な数の「中国の飲食店」が進出した国
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中