最新記事

朝鮮半島

韓国政府、サード配備予定地ロッテグループのゴルフ場に変更

2016年10月1日(土)12時25分

9月30日、韓国国防省当局者は、米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」を、南東部のゴルフ場に配備する計画だと明らかにした。提供写真(2016年/U.S. Deprtment of Defense, Missile Defense Agency/Handout via Reuters/File Photo)

 韓国国防省当局者は30日、米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」を、南東部のゴルフ場に配備する計画だと明らかにした。

 北朝鮮が核実験や弾頭ミサイル発射実験を相次いで実施したことを受け、韓国は7月、THAADを南東部の星州郡に配備することで米国と合意。

 しかし、メロン農業が盛んな同地域の住民らは、レーダーの強い電磁波が健康に与える影響への懸念や、戦争になれば報復すると警告する北朝鮮の標的になる可能性などから強く反対、当局は変更を余儀なくされた。

 同当局者はロイターに、新たな配備先はロッテグループが所有する「ロッテスカイヒル星州カントリークラブ」だと述べ、事前の報道内容を確認した。高い標高と軍用車のアクセスが良いことから、選ばれたという。

 国防省がこの土地をロッテグループから取得するかどうかは不明。

 ゴルフクラブ関係者はロイターに電話で「国家安全保障の厳しい状況を考慮し、当ゴルフ場へのTHAADの配備について前向きに検討していく」と述べた。

[ロイター]


120x28 Reuters.gif

Copyright (C) 2016トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

良品計画、今期純利益予想を上方修正 市場予想上回る

ビジネス

TSMC、第1四半期35%増収 AI需要追い風に市

ビジネス

ブラジルの強制労働リストからBYD除外へ、裁判所が

ワールド

韓国・ポーランドが13日に首脳会談、防衛協力拡大な
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:トランプの大誤算
特集:トランプの大誤算
2026年4月14日号(4/ 7発売)

国民向け演説は「フェイク」の繰り返し。泥沼化するイラン攻撃の出口は見えない

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    古代のパピルスから新たに見つかった「2500年前の文章」...歴史を塗り替えかねない、その内容とは?
  • 2
    バリ島沖の要衝で「中国製水中ドローン」が回収される...潜水艦の重要ルートで一体何をしていた?
  • 3
    撃墜された米国機から財布やID回収か、イラン側が拡散──深まる謎
  • 4
    ポケモンで遊ぶと脳に「専用の領域」ができる? ポ…
  • 5
    韓国、生理用品無償支給を7月から開始 靴の中敷きで…
  • 6
    戸建てシフトで激変する住宅市場
  • 7
    目のやり場に困る...元アイスホッケー女性選手の「密…
  • 8
    高学力の男女で見ても、日本の男女の年収格差は世界…
  • 9
    「仕事ができる人」になる、ただ1つの条件...「頑張…
  • 10
    「地獄を見る」のは米国か──イラン地上侵攻なら革命…
  • 1
    米特殊部隊、米空軍兵士救出「大成功」に残る多くの疑問
  • 2
    古代のパピルスから新たに見つかった「2500年前の文章」...歴史を塗り替えかねない、その内容とは?
  • 3
    韓国、生理用品無償支給を7月から開始 靴の中敷きで代用した少女たちから10年、アジア初の普遍的支援へ
  • 4
    イラン戦争の現実...アメリカとイスラエル、見え始め…
  • 5
    「南東部と東部の前線で480平方キロ奪還」とウクライ…
  • 6
    「考えの浅い親」が子どもに言ってしまっている口ぐ…
  • 7
    バリ島沖の要衝で「中国製水中ドローン」が回収され…
  • 8
    「地獄を見る」のは米国か──イラン地上侵攻なら革命…
  • 9
    ポケモンで遊ぶと脳に「専用の領域」ができる? ポ…
  • 10
    撃墜された米国機から財布やID回収か、イラン側が拡…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    米特殊部隊、米空軍兵士救出「大成功」に残る多くの疑問
  • 3
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅」企業が救う、ウクライナの未来
  • 4
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期ス…
  • 5
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え…
  • 6
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が…
  • 7
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 8
    古代のパピルスから新たに見つかった「2500年前の文…
  • 9
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
  • 10
    メーガン妃、娘リリベット王女との「お手伝い姿」公…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中