最新記事
仮想通貨

トランプ次期米大統領が仮想通貨「$TRUMP」立ち上げ...就任式控え急騰中

2025年1月20日(月)14時43分
トランプ次期米大統領

トランプ次期米大統領の就任式を控えた20日、トランプ氏が先週末に立ち上げた暗号資産(仮想通貨)「$TRUMP」がアジア時間の取引で急騰し、時価総額が90億ドルを超えた。資料写真、2020年9月撮影(2025年 ロイター/Tom Brenner)

トランプ次期米大統領の就任式を控えた20日、トランプ氏が先週末に立ち上げた暗号資産(仮想通貨)「$TRUMP」がアジア時間の取引で急騰し、時価総額が90億ドルを超えた。

コインマーケットキャップによると、17日に発表されたこの仮想通貨は20日のアジア時間に73%急騰し46.06ドルを付け、時価総額は約92億ドルとなった。24時間の取引高は422億ドルに達した。


 

ある専門家は「トランプ氏の公式仮想通貨が発表されたことで、倫理や規制を巡る疑問のパンドラの箱が開いてしまった」と指摘。「政治的影響力を持つ人物は、投機市場でこのような影響力を行使すべきなのか、規制当局が無視しそうもない問題だ」と警告する。

トランプ氏は、20日の就任後早々に仮想通貨業界向けの規制を軽減する大統領令を計画している。



[ロイター]


トムソンロイター・ジャパン

Copyright (C) 2024トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます


20250218issue_cover150.png
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2025年2月18日号(2月12日発売)は「ガザ所有」特集。和平実現のためトランプがぶち上げた驚愕の「リゾート化」計画。現実になる公算は?

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら


キャリア
企業も働き手も幸せに...「期待以上のマッチング」を実現し続ける転職エージェントがしていること
あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

トランプ米大統領、13日に相互関税発表へ SNSに

ワールド

独ミュンヘンで車突っ込み28人負傷、アフガン人運転

ビジネス

ホンダと日産、経営統合の構想とん挫 子会社化案で合

ビジネス

日産、今期800億円の最終赤字予想 リストラ費用1
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:ガザ所有
特集:ガザ所有
2025年2月18日号(2/12発売)

和平実現のためトランプがぶち上げた驚愕の「リゾート化」計画が現実に?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「健康寿命」を延ばすのは「少食」と「皮下脂肪」だった...スーパーエイジャーに学ぶ「長寿体質」
  • 2
    2025年2月12日は獅子座の満月「スノームーン」...観察方法や特徴を紹介
  • 3
    【徹底解説】米国際開発庁(USAID)とは? 設立背景から削減議論まで、7つの疑問に回答
  • 4
    フェイク動画でUSAIDを攻撃...Xで拡散される「ロシア…
  • 5
    【クイズ】今日は満月...2月の満月が「スノームーン…
  • 6
    【クイズ】アメリカで「最も危険な都市」はどこ?
  • 7
    iPhoneで初めてポルノアプリが利用可能に...アップル…
  • 8
    暗殺犯オズワルドのハンドラーだったとされるCIA工作…
  • 9
    【一発アウト】税務署が「怪しい!」と思う通帳とは?
  • 10
    便秘が「大腸がんリスク」であるとは、実は証明され…
  • 1
    【一発アウト】税務署が「怪しい!」と思う通帳とは?
  • 2
    「健康寿命」を延ばすのは「少食」と「皮下脂肪」だった...スーパーエイジャーに学ぶ「長寿体質」
  • 3
    戦場に響き渡る叫び声...「尋問映像」で話題の北朝鮮兵が拘束される衝撃シーン ウクライナ報道機関が公開
  • 4
    Netflixが真面目に宣伝さえすれば...世界一の名作ド…
  • 5
    研究者も驚いた「親のえこひいき」最新研究 兄弟姉…
  • 6
    メーガン妃の最新インスタグラム動画がアメリカで大…
  • 7
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる…
  • 8
    教職不人気で加速する「教員の学力低下」の深刻度
  • 9
    2025年2月12日は獅子座の満月「スノームーン」...観…
  • 10
    iPhoneで初めてポルノアプリが利用可能に...アップル…
  • 1
    週刊文春は「訂正」を出す必要などなかった
  • 2
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる唯一の方法
  • 3
    【一発アウト】税務署が「怪しい!」と思う通帳とは?
  • 4
    有害なティーバッグをどう見分けるか?...研究者のア…
  • 5
    1日大さじ1杯でOK!「細胞の老化」や「体重の増加」…
  • 6
    「健康寿命」を延ばすのは「少食」と「皮下脂肪」だ…
  • 7
    失礼すぎる!「1人ディズニー」を楽しむ男性に、女性…
  • 8
    世界初の研究:コーヒーは「飲む時間帯」で健康効果…
  • 9
    戦場に「杖をつく兵士」を送り込むロシア軍...負傷兵…
  • 10
    「DeepSeekショック」の株価大暴落が回避された理由
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中