最新記事

アマゾン

退任するAmazonベゾスCEOが、後任に丸投げした仕事の中身とは

2021年4月20日(火)17時52分
カレン・パラディ
ジェフ・ベゾス

ベゾスは会長としてアマゾンにとどまるというが CLODAGH KILCOYNEーREUTERS

<9月にCEOを退任する予定のジェフ・ベゾスが株主に宛てた手紙には「地球上で最高の雇用主になる」と記されているが、労働者たちの現実は厳しい>

9月末までに退任するアマゾンのジェフ・ベゾスCEOが、株主に宛てた「最後の手紙」が話題になっている。

アマゾンの倉庫労働者の間では、過酷な労働環境に対する不満がたびたび噴出していた。ところが、4月初旬にアラバマ州の物流施設で労働組合を結成するための従業員投票が否決に終わり、経営陣に対してだけでなく、従業員間でも不信感が高まっていた。

ベゾスは、「私たちは常に、地球上で最も顧客中心の会社でありたいと願っていた」「だからここまで大きくなれた」としている。その上で、「私たちは地球上で最高の雇用主となり、地球上で最も安全な仕事場になる」と、新たな決意を表明した。

具体的な対策も示している。アマゾンにおける労災の多くは、倉庫で反復的な作業をする従業員の関節炎であるとし、ローテーションを組むなどして防止に努めるという。

株主への手紙は、「重要な仕事を後任に先送りした」報告とも読めなくもない。

ニューズウィーク日本版 高市vs中国
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2026年1月27号(1月20日発売)は「高市vs中国」特集。台湾発言に手を緩めない習近平と静観のトランプ。激動の東アジアを生き抜く日本の戦略

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら


今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

焦点:FRB金利据え置きへ、中銀独立性への脅威が影

ワールド

地中海で数百人が死亡・不明、悪天候で移民船遭難相次

ビジネス

EU、小口輸入貨物が昨年26%増 7月から手数料徴

ワールド

ロシア、シリア北東部の空港から軍撤退=関係筋
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:高市 vs 中国
特集:高市 vs 中国
2026年2月 3日号(1/27発売)

台湾発言に手を緩めない習近平と静観のトランプ。激動の東アジアを生き抜く日本の戦略とは

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」と「フリース」に移った日
  • 2
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コングスベルグ社のNSMにも似ているが...
  • 3
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡張に新たな対抗手段
  • 4
    【銘柄】「住友金属鉱山」の株価が急上昇...銅の高騰…
  • 5
    スペースXの宇宙飛行士の帰還が健康問題で前倒しに..…
  • 6
    「外国人価格」で日本社会が失うもの──インバウンド…
  • 7
    「20代は5.6万円のオートロック、今は木造3.95万円」…
  • 8
    中国、軍高官2人を重大な規律違反などで調査...人民…
  • 9
    私たちの体は「食べたもの」でできている...誰もが必…
  • 10
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界…
  • 1
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」と「フリース」に移った日
  • 2
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡張に新たな対抗手段
  • 3
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コングスベルグ社のNSMにも似ているが...
  • 4
    データが示す、中国の「絶望的な」人口動態...現実味…
  • 5
    ラブロフ、グリーンランドは‌デンマーク​の「自然な…
  • 6
    【銘柄】「古河機械金属」の株価が上昇中...中国のレ…
  • 7
    ニュージーランドの深海に棲む、300年以上生きている…
  • 8
    完全に「ホクロ」かと...医師も見逃した「皮膚がん」…
  • 9
    40代からは「積立の考え方」を変えるべき理由──資産…
  • 10
    麻薬中毒が「アメリカ文化」...グリーンランド人が投…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した──台湾高官が分析
  • 3
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「史上初の攻撃成功」の裏に、戦略的な「事前攻撃」
  • 4
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 5
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 6
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめ…
  • 7
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 8
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 9
    前進するロシア、忍び寄る限界...勝者に見えるプーチ…
  • 10
    【クイズ】韓国を抜いて1位に...世界で最も「出生率…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中