コラム

24歳イラン人写真家のストールン・モーメント

2016年04月26日(火)11時06分

It takes 2 hours to catch out the net from the sea, they usually can do it 4-5 times a day #Caspiansea #Gilan #Iran

Khashayar Javanmardiさん(@kjavanmardi)が投稿した写真 -

カスピ海の漁師たち

 ジャバマーディ自身、本格的に写真を学んだことはない。写真に興味を持ち出してからも、学んだのは友人たちからだ。ただ、彼がカメラを手にしたのは極めて早い。8歳の時に父親からプレゼントされたという。

 実のところ、建築家であり、またその教授でもある父親からの影響は多大だ。カメラを使えるようになった子供の頃、父親からは、光の見分け方、構図、被写体を中心から外すこと......それによく見落とされがちであるが極めて大切な、被写体のバックグラウンドの処理(これにより被写体だけでなく、主題そのものが浮かび上がってくる)を学んだという。それが現在の彼の写真のベースになっているようだ。

 とはいえ、これからが大変かもしれない。イランは才能のある若手の写真家が非常に多い。像を切り取るという写真的なセンスはもちろん、写真が写真を超える何かを自分なりに追い求め、築き上げていかなければならない。それを、政治的、文化的理由から非常に束縛の多いイランでやらなければならないのである。

今回ご紹介したInstagramフォトグラファー:
Khashayar Javanmardi @kjavanmardi

#Bazaar of #Rasht #Iran #Gilan #caspian_sea

Khashayar Javanmardiさん(@kjavanmardi)が投稿した写真 -

バザー(カラー)

プロフィール

Q.サカマキ

写真家/ジャーナリスト。
1986年よりニューヨーク在住。80年代は主にアメリカの社会問題を、90年代前半からは精力的に世界各地の紛争地を取材。作品はタイム誌、ニューズウィーク誌を含む各国のメディアやアートギャラリー、美術館で発表され、世界報道写真賞や米海外特派員クラブ「オリヴィエール・リボット賞」など多数の国際的な賞を受賞。コロンビア大学院国際関係学修士修了。写真集に『戦争——WAR DNA』(小学館)、"Tompkins Square Park"(powerHouse Books)など。フォトエージェンシー、リダックス所属。
インスタグラムは@qsakamaki(フォロワー数約9万人)
http://www.qsakamaki.com

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国民向け演説は「フェイク」の繰り返し。泥沼化するイラン攻撃の出口は見えない

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