プレスリリース

リアルタイムで歌声を作り出す音声モーフィングエンジン「Vocoflex(ボコフレックス)」を研究開発中

2024年04月16日(火)23時00分
Dreamtonics株式会社(東京都千代田区、代表取締役:フア・カンル)は、様々な歌声を創り出すことが出来るソフトウェア/プラグイン『Vocoflex(ボコフレックス)』を開発中であることをお知らせいたします。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/391871/LL_img_391871_1.png
Vocoflex(ボコフレックス)

当社は、歌声合成ソフト『Synthesizer V』シリーズ、入力文字読み上げソフト『VOICEPEAK』を開発、販売しております。今回発表したVocoflexは、音声合成の技術研究のなかで生まれた、実験的な製品です。10秒程度の音声ファイルをインポート、もしくは性別やトーンを指定するだけで自由自在に新しい歌声を作り出すことができます。この技術により、将来様々なクリエイターが、これまでにはないアイデアを形に出来るようになると確信しております。

Vocoflexは音楽制作ソフトウェアとして企画開発を進めておりますが、それとは異なる目的で悪用されてしまう可能性があることは当社も認識しております。
Vocoflexの技術自体は昨年には実用段階にあったのですが、倫理的なAI技術の利用を遵守し、道徳的、そして法的な境界線を決して曖昧にしないために、かねてより国内外の識者など様々な方に相談しておりました。その上で、当社では技術的観点、ビジネス的観点から、ユーザーの皆様のクリエイティブの可能性を広げるために、Vocoflexが生成する音声には、作成者およびVocoflexが利用されていることを特定可能なウォーターマークを付与いたします。また、それと同時にVocoflexの使用者には厳格な身分証明が行われ、許可された方以外が使用できないような仕組みを検討する予定です。AI技術の進化が著しい昨今、次のステップへ進めるよう、各所と調整しながら慎重に進めております。
生成された音声、革新的なユーザーインタフェース、製品の詳細については、製品Webページにてご確認ください。

また、製品の発表と併せて、ベータ版テストプログラムの試用者募集を開始いたしました。
既に一部のプロのミュージシャンの方々などには、Vocoflexを使っていただいておりますが、Vocoflexを使用した音楽制作にご興味のあるクリエイターの方へ、製品発売前にいち早くご試用いただき、Vocoflexの持つ可能性を広げるために、性能や機能、そしてより良いVocoflexの使い方をフィードバックしていただける方を募集しています。
※ベータテスターは厳正な審査の上、決定いたします。


【製品概要】
・開発製品名 :Vocoflex(ボコフレックス)
・プラットフォーム:Windows、macOS
・発売日 :開発中につき未定


【関連リンク】
Vocoflex 製品ページ
https://dreamtonics.com/vocoflex/
※ベータ版テストプログラム試用者募集もこちらからお申し込みください。


【Dreamtonics株式会社について】
Dreamtonics株式会社は電子音楽と音声技術に特化した企業です。
従来の製品には無い、ユーザーがよりスムーズで快適に操作ができる音楽制作ソフトを創りたいという想いから、お客様の創造性のニーズに合わせた高品質な音楽ソフトウェアを構築・提供しています。主に歌声合成ソフト『Synthesizer V』、入力文字読み上げソフト『VOICEPEAK』の開発を行なっており、また法人のお客様には技術ライセンスの提供や人工音声作成などのサービスの提供を行なっております。


※本製品は開発中につき、予告なく仕様が変更となる可能性があります。
※各商品名、サービス名、会社名またはロゴマークは、各社の商標、登録商標もしくは商号です。


詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press
今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

NY外為市場=ドル下落、11月CPIが予想下回る 

ビジネス

トランプ氏、FRB議長候補のウォラー理事と面会 最

ワールド

トランプ氏、大麻規制緩和の大統領令に署名 分類見直

ワールド

米政権、ICC判事2人に制裁 イスラエルへの捜査巡
MAGAZINE
特集:教養としてのBL入門
特集:教養としてのBL入門
2025年12月23日号(12/16発売)

実写ドラマのヒットで高まるBL(ボーイズラブ)人気。長きにわたるその歴史と深い背景をひもとく

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    自国で好き勝手していた「元独裁者」の哀れすぎる末路が発覚...プーチンは保護したのにこの仕打ち
  • 2
    「最低だ」「ひど過ぎる」...マクドナルドが公開したAI生成のクリスマス広告に批判殺到
  • 3
    「勇気ある選択」をと、IMFも警告...中国、輸出入ともに拡大する「持続可能な」貿易促進へ
  • 4
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦…
  • 5
    身に覚えのない妊娠? 10代の少女、みるみる膨らむお…
  • 6
    ゆっくりと傾いて、崩壊は一瞬...高さ35mの「自由の…
  • 7
    おこめ券、なぜここまで評判悪い? 「利益誘導」「ム…
  • 8
    9歳の娘が「一晩で別人に」...母娘が送った「地獄の…
  • 9
    円安と円高、日本経済に有利なのはどっち?
  • 10
    中国の次世代ステルス無人機「CH-7」が初飛行。偵察…
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切り札として「あるもの」に課税
  • 3
    「勇気ある選択」をと、IMFも警告...中国、輸出入ともに拡大する「持続可能な」貿易促進へ
  • 4
    デンマーク国防情報局、初めて米国を「安全保障上の…
  • 5
    【衛星画像】南西諸島の日米新軍事拠点 中国の進出…
  • 6
    【実話】学校の管理教育を批判し、生徒のため校則を…
  • 7
    ミトコンドリア刷新で細胞が若返る可能性...老化関連…
  • 8
    【銘柄】資生堂が巨額赤字に転落...その要因と今後の…
  • 9
    自国で好き勝手していた「元独裁者」の哀れすぎる末…
  • 10
    「最低だ」「ひど過ぎる」...マクドナルドが公開した…
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切り札として「あるもの」に課税
  • 3
    高速で回転しながら「地上に落下」...トルコの軍用輸送機「C-130」謎の墜落を捉えた「衝撃映像」が拡散
  • 4
    日本人には「当たり前」? 外国人が富士山で目にした…
  • 5
    【銘柄】オリエンタルランドが急落...日中対立が株価…
  • 6
    「髪形がおかしい...」実写版『モアナ』予告編に批判…
  • 7
    日本の「クマ問題」、ドイツの「問題クマ」比較...だ…
  • 8
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるよ…
  • 9
    インド国産戦闘機に一体何が? ドバイ航空ショーで…
  • 10
    ポルノ依存症になるメカニズムが判明! 絶対やって…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中