ニュース速報
ワールド

カタール、インドに100億ドル投資へ 貿易多様化目指す

2025年02月19日(水)10時55分

カタールがインドのインフラやテクノロジーなどさまざまな分野に100億ドルを投資すると、カタール首長の10年ぶり訪印を受けて両国政府が18日に発表した。2月18日、インドのニューデリーで撮影(2025年 ロイター/Adnan Abidi)

[ニューデリー 18日 ロイター] - カタールがインドのインフラやテクノロジーなどさまざまな分野に100億ドルを投資すると、カタール首長の10年ぶり訪印を受けて両国政府が18日に発表した。

カタールのタミーム首長は2日間の日程でニューデリーを訪問。インドのモディ首相は首長と「非常に生産的な会談」を行ったとし、「特に貿易が議題となった。われわれは両国の貿易関係を拡大・多様化していきたい」とXに投稿した。

声明によると、カタールはインドのインフラやテクノロジーのほか、製造、食糧安全保障、物流、接客などの分野に100億ドルを投資する。

インド外務省は同日、両国は今後5年で年間貿易額を280億ドルに倍増させることを目指す方針で、自由貿易協定(FTA)の締結を模索していると明らかにした。

2023年3月までの会計年度における両国間の貿易額は187億7000万ドルで、主な品目はカタールからの液化天然ガス(LNG)輸入だった。

ロイター
Copyright (C) 2025 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

米ホワイトハウス東棟、全面解体へ 宴会場建設に伴い

ビジネス

米消費者物価、来月にも下落開始─財務長官=TV

ワールド

米、対ロシア制裁を大幅強化へ 22日中にも発表=財

ワールド

トランプ氏、関税効果を自賛 GMやフォードが謝意・
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:脳寿命を延ばす20の習慣
特集:脳寿命を延ばす20の習慣
2025年10月28日号(10/21発売)

高齢者医療専門家の和田秀樹医師が説く――脳の健康を保ち、認知症を予防する日々の行動と心がけ

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」はどこ?
  • 2
    【クイズ】1位は「蚊」...世界で「2番目に」人間を殺している動物は?
  • 3
    【クイズ】日本でツキノワグマの出没件数が「最も多い県」はどこ?
  • 4
    1000人以上の女性と関係...英アンドルー王子、「称号…
  • 5
    【2025年最新版】世界航空戦力TOP3...アメリカ・ロシ…
  • 6
    汚物をまき散らすトランプに『トップガン』のミュー…
  • 7
    国立大卒業生の外資への就職、その背景にある日本の…
  • 8
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?
  • 9
    今年、記録的な数の「中国の飲食店」が進出した国
  • 10
    やっぱり王様になりたい!ホワイトハウスの一部を破…
  • 1
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」はどこ?
  • 2
    1000人以上の女性と関係...英アンドルー王子、「称号返上を表明」も消えない生々しすぎる「罪状」
  • 3
    【クイズ】日本でツキノワグマの出没件数が「最も多い県」はどこ?
  • 4
    今年、記録的な数の「中国の飲食店」が進出した国
  • 5
    本当は「不健康な朝食」だった...専門家が警告する「…
  • 6
    日本で外国人から生まれた子どもが過去最多に──人口…
  • 7
    【クイズ】1位は「蚊」...世界で「2番目に」人間を殺…
  • 8
    まるで『トップガン』...わずか10mの至近戦、東シナ…
  • 9
    「認知のゆがみ」とは何なのか...あなたはどのタイプ…
  • 10
    TWICEがデビュー10周年 新作で再認識する揺るぎない…
  • 1
    かばんの中身を見れば一発でわかる!「認知症になりやすい人」が持ち歩く5つのアイテム
  • 2
    「大谷翔平の唯一の欠点は...」ドジャース・ロバーツ監督が明かすプレーオフ戦略、監督の意外な「日本的な一面」とは?
  • 3
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」はどこ?
  • 4
    1000人以上の女性と関係...英アンドルー王子、「称号…
  • 5
    増加する「子どもを外注」する親たち...ネオ・ネグレ…
  • 6
    悲しみで8年間「羽をむしり続けた」オウム...新たな…
  • 7
    バフェット指数が異常値──アメリカ株に「数世代で最…
  • 8
    「日本の高齢化率は世界2位」→ダントツの1位は超意外…
  • 9
    お腹の脂肪を減らす「8つのヒント」とは?...食事以…
  • 10
    【クイズ】日本でツキノワグマの出没件数が「最も多…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中