ニュース速報
ワールド

米エクソンなどのLNG輸出プラント、破綻請負会社の切り離し要請

2024年06月20日(木)13時40分

 米テキサス州の液化天然ガス(LNG)輸出プラント「ゴールデンパス」で、主要な建設請負企業ザカリー・ホールディングスが先月、連邦破産法11条の適用を申請したのを受け、事業権益を所有する米石油大手エクソン・モービルとカタール国営石油会社カタールエナジーは18日、ザカリーを5日以内に事業から切り離すよう破産裁判所に要請した。エクソン・モービルロゴの資料写真(2024年 ロイター/Chris Helgren)

[ヒューストン 19日 ロイター] - 米テキサス州の液化天然ガス(LNG)輸出プラント「ゴールデンパス」で、主要な建設請負企業ザカリー・ホールディングスが先月、連邦破産法11条の適用を申請したのを受け、事業権益を所有する米石油大手エクソン・モービルとカタール国営石油会社カタールエナジーは18日、ザカリーを5日以内に事業から切り離すよう破産裁判所に要請した。

ザカリーは、コストが大幅に超過したとして破産法の適用を申請し、100億ドル規模のプロジェクトは建設が途中で止まっている。

エクソンとカタールの合弁事業であるゴールデンパスは裁判所への提出書類で、ザカリーがEPC(設計・調達・建設)義務の履行を中止し、数千人の労働者を解雇して下請け業者への支払いも停止したと指摘。一部建設済みのプロジェクトがさらに悪化するのを防ぐため、ゴールデンパスが直ちに契約を引き継いで建設を再開できるようにする必要があると訴えた。

ザカリーの広報担当者は声明で、同社が建設で果たした役割に対する「公正で適切な対価」を望むとした。

ゴールデンパスは年内に稼働を開始する見通しだったが、今のところ完工日程が更新されていない。

ロイター
Copyright (C) 2024 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

米イスラエル首脳が会談、イラン核協議巡り見解に隔た

ビジネス

1月米雇用、13万人増と1年超ぶり大幅増 失業率4

ワールド

米テキサス空港の発着禁止解除、対無人機システム巡る

ビジネス

26年度の米財政赤字は1.853兆ドルに拡大の見通
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:習近平独裁の未来
特集:習近平独裁の未来
2026年2月17日号(2/10発売)

軍ナンバー2の粛清は強権体制の揺らぎか、「スマート独裁」の強化の始まりか

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 2
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トランプには追い風
  • 3
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 4
    がんは何を食べて生き延びるのか?...「ブドウ糖」の…
  • 5
    一体なぜ? 中国でハリー・ポッターの「あの悪役」が…
  • 6
    【銘柄】「ソニーグループ」の株価が上がらない...業…
  • 7
    【独自取材】「氷上のシルクロード」を目指す中国、…
  • 8
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 9
    まさに「灯台下暗し」...九州大学の研究チームが「大…
  • 10
    あなたの隣に「軍事用ヒト型ロボット」が来る日
  • 1
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた実験室」に...抗生物質の「不都合」な真実とは
  • 2
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 3
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 4
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 5
    がんの約4割は、日々の取り組みで「予防可能」...予…
  • 6
    ビジネスクラスの乗客が「あり得ないマナー違反」...…
  • 7
    米戦闘機、空母エイブラハム・リンカーンに接近した…
  • 8
    グラフが示す「米国人のトランプ離れ」の実態...最新…
  • 9
    台湾発言、総選挙...高市首相は「イキリ」の連続で日…
  • 10
    【銘柄】「ソニーグループ」の株価が上がらない...業…
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 3
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」と「フリース」に移った日
  • 4
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 5
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 6
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を…
  • 7
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 8
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
  • 9
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界…
  • 10
    【クイズ】韓国を抜いて1位に...世界で最も「出生率…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中